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【メッセージの編集】 スレッド : 『スプールの重量。』
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以下は自分の考えなので参考までに。 まず、スプールの重量と慣性の法則の関係を述べたい。 慣性の法則とは「力を加えない限り、止まっているものは止まったままであり、動いているものは動き続ける」というものである。スプールが最高速に達するまでの立ち上がりにおいて、重いスプールは軽いスプールよりも大きな力を必要とするため、当然軽量のリグは投げにくくなる。つまり、軽量スプールになればなるほど初速が出しやすく軽い力でもキャストが決まるということになり、それは昨今のベイトフィネスブームを見れば明らかだろう。 が、キャストの伸びという点では重いスプールの方が有利である。なぜなら、ベアリングなどの軸受けとスプールの間には必ず摩擦が存在し、軽いスプールではこの摩擦を受けて簡単に止まってしまうからだ。分かりやすい例を出すなら、トラックと軽自動車で同じスピードを出したとき止まり難いのはどちらか考えると、重いトラックの方が止まり難い。同じことがスプールにも言えるわけで、重いスプールのほうが回り続けようとする力が強い。だから、スプールの回転が最高速まで達してしまえさえすれば、重いスプールの方が飛距離が出やすいのだ。ジリオンHLCなどまさにそれだろう。 まとめると、軽いスプールは立ち上がりが良く、重いスプールはキャスト後半の伸びが良いということになる。 しかし、ベアリングの性能が究極に良く摩擦が殆どないような場合、重いスプールのメリットは失われる。重いスプールは摩擦による抵抗の影響を無視しやすいというだけで、摩擦のようなスプールを止めようとする力が働かなければ軽いスプールだろうが重いスプールだろうがキャストの伸びは同等になる。 ちょっと本筋からはずれるけどスプール径の話もしよう。 結論から言えば、大口径スプールが全てにおいて小口径スプールより勝っている。立ち上がりでは、力のモーメントの式を見れば明らかなように大口径スプールの方が少ない力で初速を出すことが出来るし、キャストの伸びにおいてもスプール1回転あたりに送り出すラインの量が多い大口径スプールの方が有利である(同じ飛距離を出す為に小口径スプールはより多くの回転数が必要であり、その分軸受けから摩擦を受ける割合も多くなる→失速しやすい)。 ageさんの言うとおりスプールの形状にもよるだろうが、以上が基本的なところだと自分は思っている。 飛距離が出るスプールユニットとは、軽く、ベアリングが良く摩擦が少なく、大口径のものということだが、強度やラインキャパや現在のベアリングの摩擦との関係を考えて、各社が色々セッティングを考えているのだろう。正直、初代アンタレスのGフリースプールとか凄い考えられているなぁと思う。
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