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【メッセージの編集】 スレッド : 『これは正義?』
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この問題における正義とは何ぞやと改めて考えてみました。 結論は「防除の方針」が正義―と至りました。 又、バス害魚論の立脚点と外来魚問題の本質についても頭の中を整理させるためにも振り返ってみました。 まずバス害魚論の立脚点ですが主に外来魚の食害による在来魚の漁獲高の減少(=在来魚の減少)と同じく食害による絶滅危惧種や希少種の減少+密放流だと思います。 空論とする根拠が以下だと思います。 1.在来魚の漁獲高の減少(=在来魚の減少) 人為的な自然環境の喪失や汚染などに伴う産卵場所の減少や水質悪化によるものであり、データ不足からも在来魚の漁獲高の減少の原因が外来魚の食害によるものだけとは言いきれない。 2.絶滅危惧種や希少種の減少 絶滅危惧種や希少種は根本的にその生息地域の周辺環境に根本的な問題があるため外来魚が主な原因とは言い切れない。 又、放流事業による一部の絶滅危惧種への圧力―減少の原因が外来魚の食害とひとくくりにされていることも無視できない。 3.密放流 外来魚の日本各地への拡散の原因は放流事業による混入拡散と密放流の二つの原因があり具体的なデータが無いのでどちらが決定的かは分からない。 上記を根拠とするバス害魚論を見ればその立脚点は空論だと言い切れるでしょうが以下の場合はどうでしょうか? 1.在来魚の大幅な減少 全国の溜池などの閉鎖的水域から在来魚が大幅に減少した。 2.絶滅危惧種や希少種への影響 本来、絶滅危惧種の生息環境が十二分に確立されている地域における絶滅危惧種への外来魚による被害がある。 3.密放流の度合い 種苗放流の混入による2次的な拡散の影響は確実にあると思います。 だけど、多くの閉鎖水域に外来魚が生息している実態と、中にはブルーギルが入っていないといったところもあるという実態を考慮すると、ブラックバスの密放流が図られたと見る方が自然だと思いますよね? 混入拡散の影響がそれほど大きいのであれば、ブラックバスもブルーギルも同程度の比率で分布しているはずですよね? 4.駆除 駆除に対してコストとか労力がかかるので適さないとか最善ではないとか否定的・懐疑的な意見が多いけれど、それを蒔いたのはいったい誰やねん!! 又、駆除によって外来魚をゼロにする―というのはあくまでも長期的な大きな目標にすぎないのですから、別に「駆除」やで「駆除」と言っても誰も即全滅が可能だなんて考えてもいないし、すぐに結果がでるとも考えてないと思いますよ。 ゾーニングとか限定的な駆除というのも一つの実行可能な手段にすぎないでしょ?それ以外にもいろいろな実行可能な手段があるだろうし。 ですから、それは結果出せんのかゴラァ!!って気張らないでも、駆除自体はじっくりと確実にコツコツとやっていけばいいことだと。 やっぱり外来魚問題って移入種問題の一つにすぎないかもしれないけれどブラックバスとかブルーギルの影響力の程度って他の移入種よりも多大なんじゃないかな。 溜池や池沼を破竹の勢いで占領する繁殖力の速さや最低限の状況下でも生きることのできるその生命力といった能力が脅威なんだと思う。 だからそれを防除しないといけないんじゃないかな? 侵入的外来種って確か日本も加盟している生物多様性条約で「生態系、生息地若しくは種を脅かす外来種の導入を防止し又はそのような外来種を管理し若しくは撲滅すること」と明記されていることに触れるのかな? こういった動きって現在の国際的な課題の一つになっていると思います。 そういえば一部誤認があるかもしれませんがバスは韓国、中国、マレーシア(ピーコック)、ブラジル、アフリカ・・そしてタイ!?にまで広がっているそうですね。特にアフリカでは絶大な影響力を誇示しているとかで。 以上が『防除の方針が「正義」と考えた』根拠です。 ・つぶやき・ いつだったかプロジェクトXで観たゴビ砂漠の植林の話がありました。 それが人間のためだろうが環境のためだろうがいちいちそんなことは考えず、「砂漠を緑に変えたい」という無垢な姿勢に感銘を受けました。 たとえそれが世界規模のマクロレベルで見て何の影響が無くても・・。
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