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名前 コメント
おかっぱ
ID:STvVU0vI

2005/03/16 21:59


Re :
ucchiyさんへ
ucchiyさんのおっしゃる通り、私は誰にも教わってません(フジ工業とマタギのロッドクラフトのページのみ)しかし、私の方法でも、シングルフットのガイドが緩んだことはありませんし、見た目についても市販品と遜色ない出来映えです。(私も2度塗りです)
ucchiyさんは私のやり方だとブランクの性能を生かしきれていないような書き方されていますがちょっと失礼じゃないですか?
私の場合はガイドの取り付け方法よりもガイドセッティングの方にこだわりを持っていますが、ucchiyさんはどのような基本セッティングをされていますか?(ガイドの取り付け方法は現状の方法で何も問題を感じていません)
ucchiyさんは自作は難しいから初心者には無理というような考えみたいですが自作をしようと思ったきっかけは何ですか?普通に人の場合は難しく考えちゃうとなかなか手が出しにくいとおもいますが・・・
私の場合、最初から簡単だと思ってましたし、実際にやっても難しいと思うことはありませんでした。(ロッドクラフトは初心者でも入りやすいですが、奥はものすごく深いとは思っています。)
最後にucchiyさんがプロショップから教わったノウハウを少しでよいので教えてもらえませんか?



おかっぱ
ID:STvVU0vI

2005/03/16 22:12


Re :
経験者さま
前回出した見積をちゃんと見ていただけました?
スレッドコート、エポキシ接着剤は見積に入っています。
筆は見積に入れ忘れましたが、使い捨てなので100円ショップの物で問題ないと思います。
アルコールランプは全く必要性を感じていません。(私は持ってません。)
ブランクの選定については、自作用のブランクはあまりないので、それほど迷わないと思うんですけど・・・(私の場合は初心者が釣具屋行ってメバル用のロッド下さいって言うのと、ロッドビルドやってる店でメバル用ブランク下さいって言うのを同じレベルで考えています。)


ucchiy
ID:w.LiaSaE

2005/03/17 00:02


Re :
始めに私の表現でおかっぱさんが不快な気持ちになったそうですので、そのことについては謝ります。すいませんでした。

僕のノウハウの一部を公開させてもります。

まずコーティングの時には薄め液を使うことをお勧めします。特に初心者の方には薄く塗ろうと思っても、なかなか上手くぬれないことが多いので、ぜひお勧めします。(出来る方はいらないと思いますが、僕は薄め液を使います)薄め液は専用のものが出ていますが、僕はアセトンを使っています。どちらでもいいと思いますが、アセトンの方が安いですし、他にもいろいろと使い道があります。ただ保管には注意してください。一歩間違えると命にかかわりますので…(自己責任でお願いします)僕の配合比率はA液:B液:アセトン=2:2:1です。バスロッドは3回塗り、メバルやソリッドロッドは2回塗りです。

これは知っている方が多いと思うのですが、シングルフットガイドを取り付けるときに、最後まで巻いた後に、ガイドの足を越えて5回程度巻いてからコーティングすると、シングルフットガイドの悩みの種である抜けが非常に起こりにくくなり、ガイドの強度が増します。

ガイドを仮止めするときに、ほとんどの人がマスキングテープやセロテープで止めていると思いますが、これをFUJIのホットグルーでとめます。こうするとコーティングでライターやアルコールランプで熱したときに、ホットグルーが熔けてガイドがしっかりブランクに固定されて、がたつきが起こりにくくなります。またガイドフットがブランクに直接当たらないので、ブランクが痛みにくくなり、ロッドが長持ちします。よく市販品に見られるロッドを振った時にきしむ音がしますが、これはガイドとブランクの間に隙間が開いていて、ガイドフットがブランクに当たってこすれている音です。これを繰り返すとガイドががたついたり、最悪の時にはブランクが折れます。

トップガイドを選ぶときに第二ガイドよりも1つ大きいサイズのガイドを選びます。(第二ガイドが6ならトップは7にしています)これは第二ガイドよりもトップガイドの方が少しブランク側によっているからです。ただニューガイドコンセプト(Fトップ)になってからは、このことは解消されていたので、オールド風ガイドを使うときだけはこうしています。

後これはちょっと難しいのですが、僕の一部のロッドはガイドフットの先端から2〜3mm(巻き数に換算すると細めのナイロンスレッドで10回前後です。市販品は25回〜30回程度巻かれています。)しかスレッドを巻いていません。これはブランクのテーパーを重視するロッド(メバルやソリッドグラス、低弾性ソリッドカーボン等)に採用しています。これを安易にするとガイド強度が落ちます。上で書いたホットグルーでガイドを止めるなどガイド強化をしないと、すぐにガイドががたつきます。しかしテーパーはガイドを巻いていない時とほとんど変わらない位美しく曲がります。

とりあえずこれくらいです。参考になれば幸いです。

カスタムロッドを始めたきっかけは、僕のフィッシングスタイルであるカバークランキングの専用ロッドが欲しいと思ったからです。市販品のクランキングロッドは、遠投性能ばかりを追及して、カバークランキングには適さないのです。そのため僕は遠投性能と、ピッチング性能を両方併せ持つロッドが欲しくなったのです。そのため僕のロッドは市販品とはまったく違ったロッドコンセプトになっています。

自作ははっきり言って難しいと思いますし、釣り初心者には難しいという意見は今でも変わりません。ある程度の釣りの知識がなければ、中途半端なロッドになってしまい結局後悔すると思います。ですからバスフィッシングやメバルのライトソルトウォーター、シーバス、エリアトラウトなどの全ての釣りの初心者にはカスタムロッドは勧められません。釣り初心者の方は、まず市販品でルアーフィッシングとはどういうものかを知ってからでも遅くは無いと思いますし、市販品を知らないといいカスタムロッドは作れないと思います。それはロッドに何を求めるのかということです。(僕の場合は上に書いたとおりです)

おかっぱさんもいろいろなロッドを造っていると思いますが、一本一本に何かしらの市販品とは違ったスペックを盛り込んでいるのではないでしょうか。カスタムロッドは世界でたった一つのロッドです。市販品と同じスペックにするなら、僕は市販品を買ったほうがいいと思います。

またおかっぱさんはカスタムロッドは簡単だとおっしゃっていますが、これから始める皆さんがおかっぱさんと同じように簡単だったと感じる人は、半分もいないと思います。勿論一部の人は簡単だと感じる人もいると思いますが、ほとんどの人は難しいと感じると思います。そのことも考えて僕はきちんとした作り方と、基本的な知識が必要であると思います。(サイトや本だけでは、疑問が出てきたとしても、質問することが難しいので)

後カスタムロッドは安く作れるというのは僕も賛成です。実際パーツ代に2万円程かけたとします。そのロッドを市販品と比べると3万円〜4万円ぐらいのロッドとほとんど変わらないと僕は思います。安くていいロッドが欲しいと思っている人には、カスタムロッドはとてもいいと思います。しかし前のスレでも書きましたが、初期投資が結構かかってくるので、何本も作る人でないと元は取れませんが…

まあ人間ですから意見が食い違うこともあるでしょう。それぞれ自分の満足できるロッドが製作できればいいと思っています。僕はちょっと熱くなり過ぎていたのかも知れませんね。失礼しました。

おかっぱ
ID:X/K.1RaQ

2005/03/22 21:34


ucchiyさんへ
もうちょっとノウハウの公開お願いします。
(1)ガイドセッティングについて
(2)グリップ周りの製作について
(3)チタンフレーム、ステンフレームの選択について

私の場合は
(1)についてはスピニングの場合はニューガイドコンセプト風(スプールから円錐状にチョークガイドまで向かう)にしています。(フジの推奨ガイドセッティングとニューコンセプト風でのセッティングだとガイド位置はかなり違ってしまいます。)
(3)シングルフットの小口径ガイドの場合はほとんど重量差無し(6サイズで1個0,02gしか重量差ありません。)なのでステンレスを使用しています。
スピニングのバットガイドは結構重量差(YSG25サイズで重量差1,07g、YSG30サイズで重量差1,67g)があるので高いけどチタンを使用しています。


通りすがりの傍観者
ID:8RL7DG42

2005/03/22 22:37


Re :
>もうちょっとノウハウの公開お願いします

なんだかんだ言ってたくせに結局それを聞きたいだけですか?w
呆れますね。

田舎者
ID:x9ijlyp6

2005/03/22 23:14


Re:
スレ主ってのは都合のいいレスだけ答えればいいんか? 前スレからたくさんの人が意見を残してるのに都合の悪い意見には回答なし。自分が聞きたいレスには教えてくださいって…貴方恥ずかしくないのか?
自分の意見が正しいと思ってるならちゃんとレスして回答しろよ。不真面目なレスだけじゃないぞ!

ucchiy
ID:sjy/8Enc

2005/03/27 00:09


Re :
始めは公開していたのですが、よく考えてみると僕ばかり公開しているようなので、おかっぱさんがもっと公開してくれるまでは、公開を控えさせてもらいます。(まだ他にもたくさんあるのですが…)

それからおかっぱさんは重量のことばかりにとらわれているようですが、僕のスレをちゃんと読んでいますか?おかっぱさんがやっていることは、メーカーがやっていることと同じことですよ。

また仮に1gか2g軽いパーツを選んだところで、コーティングのエポキシの量や、グリップの接着に使う接着剤の量が増えたら意味ありませんし、軽量化ならもっと効果的な方法もあります。(おかっぱさんがもっと公開してくれたら公開します。)重要なのはロッドの全体の重量ではなく、ロッドのバランスです。

失敗談からえたコツなど、公開することはいくらでもあると思いますので。よろしくお願いします。

3月24日
ID:TQJwl7E.

2005/03/24 17:54


Re :
>>最近、タックルQ&Aのほうで初心者にロッドの自作を薦めたところ、多数の反対意見をいただきました。(私的にはぜんぜん荒れているとは思いませんでしたが・・・)

某スレッドに書き込みされた初心者のロッド自作に反対の方にお聞きしたいのですが、なぜ反対なのですか?(反対している理由を出来るだけ具体的にお願いします。)


…これに対するレスはたくさんの方からついています。
それらに対しておかっぱさんの意見は無いんですか?
都合の悪い意見は無視、自作を勧めておきながら教えて君に
なってスレの趣旨を変えたり…

このままだと、この先誰もあなたを相手しなくなりますよ。


某サイト常連の匿名希望
ID:GpYOEOfI

2005/03/26 21:37


Re :
私は初心者の方にハンドメイドロッドを薦める、というのは反対です。
何故かと言いますと、初心者ってことは、ロッドの性能についてほとんど知識がないということです。つまり、本人の望んだ性能の材料を選ぶのはとても難しいです。おかっぱりさんがどんなに作るのが簡単だと言っても、それは貴方自信の話、自己中心的な考えだと思います。また、実際全くの初心者が市販品を選ぶのさえ難しいです。例えば今から釣りを始める人が、ラバージグ専用の市販ロッドを買うとします。それだけでも、色んな人に聞いたり、インターネットで調べたり、自分にとって最高のロッドを探すのはかなりの時間がかかります。私が始めたばかりのころロッドを買うときもかなり迷いました。これに加えてハンドメイドときたらどうなるでしょう?私はロッドを作ったことが無いので、あまり深いことは言えませんが、ロッドを作るためのブランクスなどにも、色々なタイプがあるはずです。それを初心者に正確に選べってのは、はっきり言って「不可能」です。しかし、貴方がどうしても自作をお薦めしたいというなら、貴方が本人の望んだタイプのロッドを正確に解釈し、貴方流の考えで使うべき材料を教え、最初から最後まで手取り足取り教えるしかないでしょう。

最後に、自分の意見が100%正しいというと、そうでは無いので、他人の意見もしっかりと受け入れましょうね。私も貴方の主張していることはおおむね理解しました。自作ロッドもそのうち作りたいと思っています。
長文失礼しました。

おかっぱ
ID:PGr8a2dE

2005/04/16 00:12


多数の方の御意見ありがとうございました
ロッドの自作に対しての多数の御意見ありがとうございました。
皆さん自作に対して難しく考えすぎているようですね!

最後に私のやっていること

(1)ガイドの加工について
1、ガイドフットの先端を尖らせる。(フジのロッドクラフトのページに形状は載ってます)
2、LSG(ニューガイドコンセプトのティップ付近の小口径シングルフットガイド)は抜け防止と少しの軽量化のために、YSG(スピニングのバット付近のガイド)みたいにガイドフットにクビレが出来るように削っています。(かなり削っていますが強度上の問題は起きていません。)
3、YSGはガイドフットを短く細く削っています。(軽量化とカチカチ音が出るのを防止するため。LSG同様に強度上の問題は出ていません。)

(2)スレッド巻きについて
1、シングルフットガイドの場合はucchiyさんも書いているようにガイドフットを跨ぐ所までスレッドを巻く(昔はフジのロッドクラフトのページにガイド抜け防止の方法として書いてありました。)
2、ucchiyさんと同じですがブランクに5巻き巻いた所からガイドを乗せています。(軽量化の意味もありますが、5巻きすればスレッドが滑って緩むことが無くなるので5巻きにしています。)
3、私の場合は見た目よりも機能重視なのでトリムは巻きません。

(3)ガイドセッティングについて
1、スピニングの場合はリールをセットしてスプール軸の延長線上にバットガイドリングの中心に来るようにセット(本来のニューガイドコンセプトの考え方です。)トップガイド〜バットガイドの間はテーパーを見ながら適当にセット(このセッティングだとバットガイドが異様にグリップ側になりますが、ラインがバットを叩かないのでキャストフィールが良くなります。この方法はハートランドのMデレでも採用しています。)
2、スピニングの場合はフロロ5lb以上のラインを使用する場合はバットガイドを内径30の物を使用、フロロ3lb以下またはナイロンの場合は内径25を使用します。(本当は30を使いたいが、重量とコストを考えると25でも良いと思います。)

(4)スレッドコートについて
スレッドのコーティングは塗装している様な感覚で薄塗りすればスレッドコートドライヤーは使用しなくても綺麗に仕上がります。(市販のロッドはコーティングを盛る感覚ですが、塗る感覚で十分です。また、ucchiyさんみたいに難しく考えないで、適当にやっても私の場合はトラブルは起こっていません。)

(5)グリップについて
1、私の場合はスピニングのロングロッドは使用しないので短く軽く作ります。(スピニングの場合はブランクに対してリールがぶら下がるような取り付け方法になるので、バランサーを入れても効果が少なく、自重が増えるデメリットの方が大きいので軽くしています。)
2、ベイトの場合はリールシート〜バットエンドまで均等にウエイト(肉厚のFRPパイプ)を入れています。(バットエンドのみにバランサーウエイトを入れるとバットエンドに振り回される感覚になってしまいますが、ウエイトを分散させると、キャスト時、パーミング時両方の安定感が上がり、ティップの軽快感はバットエンドにバランサーウエイトを入れた時より良いです。)






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