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名前 コメント
某ルアーマン

2004/09/18 17:43

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[雑談]:雷魚を案じる
〜長文すみません。ルアーアングラーとしての、私の雷魚に対する思いを、少しでも感じて頂けれれば、幸いに存じます〜


■現状について
 近くの野池でバス釣りをされている方を、たくさん見かけますが、よくよく見ると、雷魚を引っ掛けてしまい、ルアーをラインごと切られてしまうトラブルが、多発しているようです。
 また、取り込みに関しても、手ぶらで何も持たれてない方が非常に多いせいか、雷魚の場合、引き上げられない、また引き上げても、ルアーを外せずに、結局地面に放置したまま死なせてしまうといったことも、多いみたいです。
 それにはご存知のように、明白な理由がありますね。雷魚はバスと比べて体も大きく、その抵抗する力ははるかに強く、また顎の力も非常に強靭なため、大人の力でもってしても、なかなか口を開けることさえ出来ない、非常に手ごわい相手だからです。


■何が問題か
 その強いはずの雷魚も、今では卵をブルーギルに、幼魚はバス等に食べられ、その個体の減少が危惧されるに至ってます。
 そのような状況の中、バスアングラーの方々の、前述したような、大物に対しての配慮が欠ける釣り方による、魚体へのダメージは、もはやこれ以上は容認しがたいと思うのですが。まさにこのことが、問題と思うのです。


■バスアングラーとして、何をするべきか
 もしも、貴方がバス釣りをされているところで、明らかに雷魚がいると思われる場合、以下三点に御留意されることを期待します。
(1)ラインは、最低25〜30ポンドを使い、容易に切られないようにする。(2)ルアーのフックはバーブレスにして、魚体へのダメージを少なくする。(3)ラジオペンチ等を携帯して、フック外しを容易にする。
 私は、上記以外にも、ランディングネット及びマウスオープナー代わりのこん棒を必ず携えてますが、何か別案をお持ちの方は、是非とも教えて戴きたいと思います。

※ちなみに、私はTD-X103のスプールに、マシンガンキャストの25PBを巻いてますが、約45メートルは巻けますし、ルアーが根掛かっても、フックを伸ばして安全に回収出来るというメリットがあり、別段あまり不具合は感じてません。なんといっても、上記策は、バス対策としても、非常に有効と思ってますから。


■雷魚の子守について
 あのいかつい顔からは、想像しがたいですが、雷魚は夫婦で子守をします。大きな雷魚が浅瀬に二匹いて、その近くに小魚が多数群れているシーンに出くわされた方はいませんか。このような時は、ルアーは投げずにそっとしてあげたいものです。
 実は、私もこのことを以前知らなくて、同様のシーンに遭遇した時、ここぞとばかり、ルアーを投げてしまい、見事にヒットさせてしまったことがありました。今となっては、その雷魚の赤ちゃん達の将来を案じると、非常に苦い経験となってます。


■アングラーのプライドついて
 我々ルアーアングラーは、遊びで釣りをされている方が大半と思います。勿論私もその一人です。しかし、魚にとっと、ルアーへのかじりつきは、あくまで生きるための捕食活動なのです。たかが魚と思われるかも知れませんが、彼らの命がけの行為を、単なる遊びとして弄ぶ行為(ルアーフィッシング)は、倫理的に考えても、最近抵抗すら感じるようになってしまいました。
 ならば、どうせやってしまうのなら、魚へのいたわりについて、もっともっと考えるべきと思います。それが、アングラーとしてのプライドと思います。私ももっともっと反省して、より魚体を痛めつけない方法を、考えあぐねていきたいと思います。この点についても、是非とも皆さんのご意見を拝聴させて戴きたいと思います。

はぜ

2004/09/18 18:54

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Re :
うちの近所に雷魚はいませんが、同様の思いを抱くのはバサーのギルに対する扱いです。陸地に投げちゃう人がいます。あれはひどすぎると思います。生き物に対する敬虔な気持ちがなければ釣りは単なる生物虐待です。魚を釣るという行為(結果的に殺してしまうという事を覚悟して)と通して自然の奥深さと生命のすばらしさを知るのでなければ、釣りという行為のどこに正当性があるでしょうか。現状では釣りを単なるレジャーだと考える釣り人の増加がごみ問題を初めとしたマナー問題を引き起こしています。根は一緒です。
日本の釣り人たちが、真の意味でアングラーとなる日が来ることを願わずにはおれません。

ガッキー

2004/09/20 01:00

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Re :
(究極的にはゲームフィッシング自体、魚体を痛めてしまう行為ではありますが)より魚体を痛めないという意味では、リリース前提で釣ったバスを硬い地面や(バスには)熱いであろうボートデッキ、タックルボックスの上ににベッタリ置いて、さらにメジャーまで添えて写真を撮るのはどうかと思います、時々そういうHPも見かけます。雑誌にしても、何匹ものバスをキレイに並べて撮ってあるシーンも目にしますし・・・。そんな時間があるなら早く魚逃がしてやれよ〜と思います。せめて水際で撮るとか、ハンドランディングしたまますぐ撮って逃がすとか、そういう工夫もできると思います。


おお馬鹿者

2004/09/25 10:00

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はじめましてです。
 うちの近所では雷魚が結構釣れます(全国的に有名だと思います)。バスフィッシングにいって、雷魚5本でバス0っていう日もありました。バスねらいなもので、ご指摘のような25ポンドのラインは特定のエリア以外、使用しておりませんが、雷魚の場合、バイトがバスとあきらかに違う事が多く(経験上8割はバスとバイトが違う)、雷魚とわかった瞬間にバスと違う対応をしています。
 具体的にはまず、大きさの大小にかかわらず即、指ドラグにします。で、少し落ち着いたらドラグを緩めます。この後が重要で、経験上、雷魚は無理な力をかけなければ、あまり突っ込まずにこちらの方へゆっくり寄ってきますで、バスのようにガンガン引かないようにします。寄ってきたら、近くに浅瀬があればそこに誘導し、なければとりあえず、自分のすぐ下に浮き上がらせます。この後、ここで無理にエラ下に指をひっかけようとすると、かなりの確立で暴れるので(この衝撃でラインを切られている人を結構見ます。)、プライヤーでフックをつかみます。その後、雷魚の重みと反転する力を利用してフックをはずします。
 私はこの方法で雷魚にラインを切られた事が一度もありません。ラインは12〜14ポンドですが、さばき方を間違えなければ、問題なかったです。ただし、ヒシモの上とかで釣る場合は最低でも20ポンド以上のラインを使用します。
 でも悲しい事に、ここ数年、地元ではこのようなヒシモエリアがかなりのスピードで減少しています。ヒシモどころかアシもです。いわゆる開拓工事ですね。ひどい工事になると、余った土砂やコンクリートの砕石を捨てていくんです。
 私は建設関係の仕事をしているんですが、池や河川の工事の大部分は、建設業者が儲かるように行うもので、あまり意味のない工事が多いです。本当に意味のある工事は、全体の2割くらいしかないでしょう。仕事でそういう現場に行って、「この工事、何か意味あんのか?」と思うような工事が多すぎです。
 バス釣りに行って、雷魚ばかり釣れると「また雷魚か〜」となったりしますが、ここ数年、あまり雷魚が釣れないので逆に、「雷魚が釣れんな〜」と心配になってきています。

環境

2004/09/28 03:04

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Re:
ルアーフィッシングに抵抗を感じたなら、最高の魚へのいたわりをお教えしましょう。
魚を釣らないことです(笑)
でも実際に魚へのいたわりでルアーフィッシングを辞めた友人もいます。
そこまでしないまでも魚達をいたわりましょう。

某ルアーマン

2004/09/28 20:41

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新家さんについて
「ルアー雑誌に物申す」で、新家さんのことが、取り上げられていたので、私も一言言わせて戴きます。

 私も彼にかなり影響を受けていたのは事実です。確か彼は、今から十年程前には、当時のタックルボックス(?)だったと思いますが、その雑誌に出られ、雷魚釣りについて、色々と意見されていた記憶があります。間違っていたらごめんなさい。

 彼が読者に訴えられていた真髄は、ただでさえ減ってきている雷魚を釣ろうと思うのなら、必ず安全にリリースしてくれよな、というところにあったと思います。当時から彼は、極太ラインと、バーブレスフックを、かなり強く薦めておられたことを、覚えてます。

 その時は、雷魚を釣ることを、殆ど考えていなかった私ですが、当時受けた印象は、あまりにも強烈すぎて、私の脳裏にそのポリシーなるものは、脈々と引き継がれ、今となって、いきてきたのだと実感してます。

 雑誌の単なるコラムと言えば、それまでですが、私の釣り手法に、多大なる影響を与えて下さったことについては、感謝してます。そして、本音を言えば、バザー等他の雑誌にもどんどん出られることを、期待してます。
 

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