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某ルアーマン
ID:0Jv7hjNQ

2005/10/29 06:58

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[雑談]:ダイワ製リールを憂える(ブレッソを見て)
最初に結論を言わせて頂きます。私はどちらかというと、ダイワ党です。特にベイトリールの使い勝手の良さは、何にも代えがたく、だからこそ、このメーカーのリールの、根本的な進化を期待してやまないのですが。

最近のダイワ製ベイトリールのモデルチェンジで、疑問に思っていることを、言わせて頂きます。くれぐれも、私はスピニングは殆ど使わないので、ベイトに絞らせていただきますが。

何故、どれもこれも、あの数年前にデビューしたピクシーと、ボディが酷似しているのでしょうか。車に例えると、小手先まがいの、マイナーチェンジとしか、写りません。

特に、悪いとは言えないと思いますが、シマノなら豪快に、ボディのデザインごと変えてきます。しかし、ダイワに限っては、まるでどこから切っても同じ絵柄の、金太郎飴みたいなものしか、出て来ないとは、何故なのか。残念ながら、企業としての体力差なのか。

ダイワ製リールのフルオーバーホールをされた方なら、お分かりとは思いますが、このメーカーの内部構造も、やはり、非常に複雑です。それはいいとしても、ドライブギアを支えるメインシャフトの支持構造がいい例ですが、応力がかかる部品に対し、結構複数のボルト等で、かしめるような構造になっている箇所が、クラッチ関係等含め、多いと見受けられます。多分、生産コスト優先の結果とは思いますが。ちなみに、外国産のリールでは、考えられないようなことです。

耐久性等で、さまざまなところで、論議をよんでいる、このメーカーのリール、何故、特に内部構造を一新した、車に例えると、シャシーというか、プラットホームから変えた、より剛性のある新しいリールを、生み出そうとしないのでしょうか。ピニオンギアや、スプールの材質を変える、それもいいでしょう。しかし、もっとリール根本の部分から見直して欲しいと思っているのは、私だけでしょうか。

例をあげると、TD-Zの派生種として、ビッグフィシュ対応といったものが出てます。より太いラインが巻ける、パワーハンドルだ、ピニオンギアの材質を変えた、といったことが、うたい文句になっているようですが、何故、内部構造を変えることにより、ドラグ力を向上させるとかいった、リールのスペックを根本から変えるようなことが、出来なかったのでしょうか。


まあ、ダイワ製に限ったことではありませんが、国産のリールは、どれもこれも部品点数が多く、複雑です。昔、カルカッタXTをオーバーホールした時も、何故こんなところ、安易にねじ止めしてるの?と思われるところがあったと記憶してます。例えばクラッチを支えるヨーク関連の部分とかですが。

「いいメカはシンプル」といった、昔から言い伝えられているせりふと関係しているかも知れませんが、多少、巻き心地等が悪くても、その初期性能が永年維持されるような、内部構造がしっかりしたリールが、国産で出てくることを祈っています。

まあ、無理かも知れませんね。蛍光灯と同じで、わざと寿命を短くして、買い替え促進を謀っている可能性もありますから。


余談ですが、その点については、アブは立派だと思います。長年使い続けて分かってきたことですが、例えば、あのメーカーのリールは、スプール、ピニオンギア、ドライブギア、といった動力伝達系の部品は、微妙に金属の材質を変えて、ある部品さえ交換すれば、残りの部品はだいじょうぶですよ、といった仕組みにして、永く使えるように配慮されているようなのです。

中古でSM3600Cを手に入れた時は、びっくりしました。かなり酷使されていて、ピニオンギアのみ、かみ合わせ部分が、かなりなめたようになってましたが、その他の部品は、全く問題無く、そのギアもやすりで削って矯正してみると、以前から持っていた、スペア用の同新品と比べても、感触的に、なんら遜色が無かったからです。


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