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某市民
ID:jj4XeJ9.
2005/05/03 00:36
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[質問]:ロッドの自作・改造 タイトル通りの自作・改造ロッドのスレッドです。 基本的に自作・改造に興味を持っている方々の質問や実際に行っている方々のアドバイスが集まれば…と思っています。他の方々と喧嘩せずに違った視点もあるよといった提案などを募集したいです。
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某市民
ID:jj4XeJ9.
2005/05/03 00:40
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Re : で、早速ですが以前の自文よりコピペ 僕はロッドのリールシートというかグリップの交換をしたいと考えています。そこで必要最小限の工具と部材は何があれば良いのでしょうか? 素材となるのはインプレに書いたことがあるのですがEG社のコンバットスティック トムキャットと言うベイトロッドです。使用している限りではブランクとガイドのセッティングには文句の付けようも無く、これらの変更はしないつもりです。
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gaya
ID:H/yTy5WE
2005/05/03 00:59
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Re : コンバットスティック トムキャットがどのような形をしているのか詳しくは分かりませんが、EG社のロッドなのでおそらく富士のグリップという事で答えさせて頂きます。
私がグリップをはずした事があるのはウエダのロッドですが、この時使った道具は、
ニッパー、ペンチ、カッター、アルコールランプです。この内アルコールランプは無くても家のコンロで代用可能だと思います。またグリップは普通の刃を折っていくタイプのカッターでいいですが、リールシートを切る時のカッターはプラスチック用の引っ掻くように切るカッターの方が使いやすいと思いました、これは百円均一でも売ってました。
材料は新たに付けるリールシート、グリップ、接着材等でしょうか。これは某市民さんの自由なので何でも好きな物を使われたらいいので自由に選んでください。
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ucchiy
ID:7C6WZ0XM
2005/05/03 01:37
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Re : 某市民さん、いろいろと御手数をおかけいたしまして申し訳ありません。
早速返信させていただきます。
まずこのトムキャットというロッドは、トップウォーター用ということですが、低〜中弾性カーボンのロッド、グラスロッドのどちらでしょうか?どちらかが分かるといろいろとアドバイスしやすいので、細かいブランクのスペック(長さ、適合ルアー重量、ロッド素材、ガイドの種類〔ステンレスORチタン〕とガイド数)などを書き込んでいただくと、とても助かります。
まずは最低限必要な道具を紹介しておきます。
パーツ類(これはどういったグリップになさるかによって変わって来ますので、基本的なものを書き込んでおきます。)
リールシート グリップ材(コルク、EVA カーボン) ワインディングチェック(別に無くても出来ます) カーボンパイプ(ロッドがブランクスルータイプの場合は不要ですが、セパレートグリップにする場合は必須) アーバー(カーボンパイプを使うときに必要になって来ることがあります。) バランサー(ロッドバランスが悪い場合は、なるべく着ける事をお勧めします。) バットキャップ(バランサーを着けない時には、着けた方がいいと思います。)
必要な工具
ライター ドライヤー エポキシボンド(2液性の30分硬化)(釣具屋に有ると思います) カッター サンドペーパー(#400〜#600番くらい) 溶剤(出来ればアセトンかシンナー〔なかなか売ってません〕、無ければ燃焼用アルコール。〔薬局に売ってます〕) マスキングテープ ニッパー ペンチ 鉄ノコ 棒やすり ドライバー コアテープ(マタギで売ってます) 手袋(溶剤を使うときに手が荒れるので、あるといいかもしれませんが、別に無くても出来ます。) クロス(ティッシュかキッチンペーパーで十分です。僕はキッチンペーパーを使っています。)
カッコで売っている所を書いてある物意外は、100円ショップやホームセンターで売っている安物で十分です。
某市民さんが、どういったロッド(グリップ)になさりたいかお決まりでしょうか?(グリップの長さ、グリップのフォルム〔セパレートにするかなど〕、グリップの素材(コルク、EVA、カーボン)バランサーの有無等)具体的に教えていただけると助かります。 グリップを一から作る以外に、ジャストエースから発売されている、グリップキットを使うというのも、パーツがセットされているので、後は着けるだけなのでかなり簡単に出来ますし、僕が使っているコネットやフェルールといった、グリップ着脱式グリップを使うと言う方法もあります。(カスタムロッドをする方には特にお勧めです。シマノのG4みたいな物だと思ってください。グリップを使いまわすことが出来ますので、1つのブランクで、シングルグリップをつけて小回りをきかせたり、ダブルハンドグリップをつけて遠投させたりして使い分けることが出来るので結構便利です。)
作り方のコツはパーツが決まり次第、どんどん書き込んでいきます。
長々と失礼しました。
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某市民
ID:jj4XeJ9.
2005/05/03 03:26
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早速の返信に心より感謝いたします gayaさんへ> 引っかくタイプのカッターということは鎌のように内側に刃がついているんでしょうか? リールシートはfuji社製であろうと思いますが、なにぶん相当古いようでwebカタログでは確認できませんでした。サイズ的にはTBS型で機能的にはTCS型が一番似ています(フォアグリップを回すのではなくフードに付いたナットを締めていくタイプ)。ちなみに旧コンバットシリーズ全部に共通していた形状だったと思います。古くてもfujiなら関係ないのでしょうか? ucchyさんへ> 一応知っている限りのロッドスペックをば…ちなみに釣り道具は現在全て実家(車で15分位の距離)に預けているのであやふやな記憶のみですが 長さ:5ft8in 素材:多分ですがボロンコンポジットの低弾性カーボン(evergreen custom boron rodの表記があったような…) 適合ルアーウェイト:1/8〜3/8(下限ははっきりしませんが…) ガイド:黒いステンレス製で最近のロッドに比べると大口径なダブルフットで、SiCリング仕様です。数はあいまいなのですが確か6個だったような…ただし、ガイドセッティングに関しては現在イジる気はないです。かなり難しそうなので後回しといったところです。 グリップエンドのゴムキャップが外れていてそこから見るとグリップエンドの部分で外径15mm位しかなかったように覚えがあります。
基本的にオリジン状態を維持しつつ、よりリールをパーミングしやすい(←ココ重視してます)ロッドを、と考えています。理想的にはダイワロッドのような薄型リールシートが良いのですが調べてみましたところどうやらfuji社にはそのような製品がない模様ですね。 昔の友人に借りてリールを付けてみた事がある中ではメガバスのデストロイヤーF6-69X(TBS型?)はしっくり来た記憶があります。ただ、この時使っていたのはTD-X105HVLで現在とは違うリールでしたが…。逆にトマホーク(TCS型?)やインスパイア(こちらは解らず)では中指が遊んでしまい気持ちの悪い感じがしています。最近流行り(?)のECS型は試していないのでちょっと興味があります。
もし宜しければTD-Z(現行型Xでもいいです。)のHL型をお使いの方がいらっしゃいましたらダイワ以外のロッドではこのロッドがパーミングし易いよというのがあればお教え願えませんか?
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ucchiy
ID:7C6WZ0XM
2005/05/03 11:15
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Re : 返信ありがとうございます。ロッドスペックが分かったことで、アドバイスしやすくなりました。
リールシートは、TBS(一番メーカー製のロッドにみられるタイプ)かECS(流行のブランクタッチリールシート)を今考えてるそうですが、僕的な考えを書き込ませていただきます。
TBSは、一番作りやすく失敗が少ないリールシートだと思います。
ECSは、今流行のブランクタッチタイプですが、トップ用のロッドなら、別に感度を突き詰めなくてもいいような気がします。ただこのリールシートは僕もトリガーのところが、結構持ちやすかったので、こちらでもいいと思います。こちらのリールシートを使うときは、工具にノギスが必要になってきます。(ホームセンターなどで売ってます。)
リールシートと平行して、ワインディングチェックとグリップの長さはどうされますか? ワインディングチェックはカラーを選ぶだけです。(カラーはカタログに載っているので、そちらを参考にしてください。)
TBSの場合、 WCH(リールシートの一番ブランク側のブランクについている物) DRH(リールフットを閉める回す所とリールシートのバット側のコルクかEVAとの境目の所) になると思います。
ECSの場合、 WCF(リールシートの一番ブランク側のブランクについている物) WCP(リールフットを閉める回す所) DRH(リールシートのバット側のコルクかEVAとの境目の所) になるとおもいます。
グリップの長さは、シングルか、セミダブルぐらいが妥当な所だと思います。トゥイッチをさせやすくするなら、シングルがいいと思います。(ガンというてもありますが…)
後グリップ素材は、コルクとEVAのどちらにされますか? コルクの方が高く、EVAのほうが安くなります。 EVAのほうが微妙な加工が難しく、コルクはサンドペーパーで簡単に加工出来ます。 でも触った感じで、使い易い方がいいと思いますが、参考までに… カーボンパイプというのもあるのですが、ぬれると滑りやすいので、余りお勧めできません。また費用も結構かかってきます。(感度は良いそうなのですが…)
バランサーとバットキャップは作ってから最後にしてもいいと思います。バランスが悪くないようなら、バットキャップだけにすればいいと思いますし、バランスが悪いようならバランサーを着ければいいので。(バランスがどうなるかは、作ってみないと分かりません。)
バットキャップが外れて中身が見えているそうですが、ロッドはブランクスルーでよかったのでしょうか?
自分以外の方に教えるというのはいろいろと大変ですね。自分ではこうすれば良いというのが分かっていても、初めての人は雲をつかむような状態だと思いますし、僕もそんな時期もあったなと思います。 最近はグリップを作っていなかったので、いろいろ考えてみるとたくさんのパーツを選んだり、どうするかを考えなければならないことが分かり、またスピニングでも作ってみようかなと思っています。(ベイトはコネットグリップを使っているため作ったことがありません。スピニングでメバルロッドでも作ってみようかと思います。)
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gaya
ID:H/yTy5WE
2005/05/03 18:22
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Re : >引っかくタイプのカッターということは鎌のように内側に刃がついているんでしょうか?
はい、そうです。鍵爪のような形です。普通のカッターで切ってはずすというよりも、そのプラスチック用のカッターで削っていく感じに近い切り方をしたほうが、刃がリールシートの切れ込みに挟まって切り難い、という事が無いと思います。
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某市民
ID:sbY4zOTA
2005/05/04 00:08
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Re : gayaさんへ> 返信どうもありがとうございます。もし宜しかったらまたお相手くださいませ。 アルコールランプはどうやって入手すればよいのでしょうか?また、zippoライターでも代用可能なのでしょうか? 私的な内容になりますが近々(といっても多分引越しは7月頃でしょうが)自宅を新築し、オール電化で建設するもので…コンロが無いんです。もしも取り外し時のみ必要で接着時には必要ないのであれば今住んでいるアパートでやってしまうって手も考えています。 ucchyさんへ> 返信どうもありがとうございます。 いきなり解らない単語がありました。「ブランクスルー」というのはどういう物なのでしょうか?色々なサイトで確認してみるとリールシート内を空洞化した構造、ブランクがリールシートを貫通した構造、着脱が不可能な固定式構造(文脈から察するにucchyさんはこれの事を言っているのでしょうが)、はたまたECS型リールシート固有の(拡大解釈的に言っています。ECS型採用のメーカーは特に声を大にして謳っているようです。)構造。 とりあえず僕は固定式にする予定です。実際にやってみて少なからずコツが解ったり、使った上で違和感があったときに次回への課題が持ち越せると思っているので。また、標準状態のこのロッドに関してはパーミングのし辛さだけが納得がいっていないのでグリップは長さもEVA製という点も変更しないつもりです。
あと、fuji社のサイトの中にガイドを外してからグリップを組むように、といった内容が書いてありますがこれは絶対なのでしょうか?
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ucchiy
ID:ObziQC9s
2005/05/04 01:18
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Re : ブランクスルーに関して補足を入れておきます。 ブランクスルーというのは、ブランクがバットエンドまで貫通しているロッド(ロッドの全長=ブランクの全長)のことをさしています。 ブランクタッチタイプのECSは、ブランクスルーのロッドでないと組めないということはありません。カーボンパイプでも組めるようです。 TBSの場合も、ブランクスルーでも、カーボンパイプでも取り付けることが出来ます。
カーボンパイプのロッドでも、基本的にはブランクとカーボンパイプを接着します。ですので、着脱が出来る物はごく稀な物だけです。一部の市販ロッドで、携帯性を重視するために外れるようにしているロッドもありますが、我々一般人が作る分には、接着することをお勧めします。(ガタツキや、突然の抜けにつながるので。)
後ブランクスルーは、今現在FUJIから発売されている全てのリールシートですることが出来ます。ただメーカーはコストの関係や、製造過程などの理由からカーボンパイプを使用したロッドの方が、数多く発売されています。
アルコールランプは、マタギさんで買うことが出来ます。また東急ハンズなどでも売っています。アルコールは薬局で燃焼用アルコールと言えば、たいてい売っています。
ただ僕はアルコールランプは必要ないと思います。 長く同じ位置を熱し続けると、ブランクが腰抜けしたり、燃えてしまったりします。アルコールランプはライターなどに比べると、余りにも大きく、火をつけたり消したりするのがすぐに出来ないので、僕は余りお勧めしません。ですので、着けたり消したりをすぐに出来る、100円ライターの方が失敗が少ないと思います。(ライターの火の、先の方のオレンジ色の火の所で熱すると、すすが付いてしまうので、ライターの火の量をMAXにして、火の根元の青い火のところで熱すると、温度も回りに比べて低いので徐々に熱していけて、すすも付かないので使いやすいと思います。)
あと、ZIPPO等のオイルライターはすすが付きやすいので、今回のようなグリップの取り外し作業では、それほど問題ないかと思いますが、ガイドの取り付け作業時のコーティングの時には、エポキシにすすが付くので、やめておいた方が良いと思います。
ガイドを外してから作業をしたほうが、作業がしやすいことはしやすいのですが、絶対外さないと出来ないわけではありません。ですから某市民さんが外したくないなら、外さずに作業すれば良いと思います。
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おかっぱ
ID:21JKRgUs
2005/05/06 00:37
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Re : 必要な工具類 (1)ペンチまたはプライヤー(グリップをむしり取るため) (2)金鋸の刃(リールシートを壊すのに使います。GAYAさんはPカッター使うみたいですが、私は金鋸(刃だけで十分)のほうが簡単に出来ると思います。) (3)エポキシ接着剤(ホームセンターで700円位で売ってる30分硬化の物) (4)紙やすり(グリップはずしたあとのエポキシ接着剤を削るため) (5)普通のカッター(グリップはずしたあとのエポキシ接着剤を大雑把に削るため)
グリップの交換のためにガイドを外すかどうか?についてですが、自分の作りたいグリップ形状によって変わりますのでなんとも言えませんが、フォアグリップを回してリールを固定するタイプのリールシートを使う場合はガイドを外さないとフロントグリップ前はガバガバになります。(対策もありますけど、どんどんめんどくさくなるので・・・)
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