はぜさん |
CB-250 |
- | 2003/12/16 |
- | ★★★★ |
|
未知の野池でローテーションの柱となるプラグ。 フィールド全体を歩きながらこいつを投げて、まず水深と水底の様子を探る。その際には気分良く投げる事を優先して、あまりスローには引かない。 そして、こいつが十分底を打つエリアで、クランキングが有効であると認めたスポットにはこいつを集中して投入する(水深によって他のクランクに替える)。 ちなみに僕的には ・ 細かい凹凸があるエリア(ハードボトムならなお良い) ・ 単発の倒木、スタンプなど(あまり入り組んでいる奴は不可) ・ 水門等のマンメイドストラクチャー ・ 大きく水深差のある穴 ・ ブレイク ・ 絡まり過ぎないウィード などが野池のクランクスポットだと思っている。もちろん季節によって攻め方は変わってくるが、とりあえず最初はクランクで攻める。いきなりクランクなんかを通したら魚が散ってしまうという意見もあるが、クランクで釣れない魚は僕の魚じゃないので関係ない。 ハードボトムやカバークランキングは比較的早く引く。こいつの性格上ダダ巻きでも十分バランスを崩してイレギュラーアクションをするので、あまり小細工をしない。泥底のエリアやウィードエリアでは、デットスローリトリーブ。水底を1秒に1回キスさせるくらいの感じで引く。土煙が上がるようなスピードでは速すぎる。トゥイッチはあまりやらないが、ストラクチャーを乗り越えた瞬間やハングオフした瞬間などにやるとバイトを誘発する事がある。
|
|
潜行深度が野池で使い易い。ディープクランク(CB350など) は浅場で使うと底を強く打ちすぎ、かえってイレギュラーダートをしなくなる。ゴミなどもよく拾ってしまう。こいつの潜行深度は平均的野池の水深に(近所の野池のシーズン中平均水深は2M未満である) ジャストフィットする。 CBシリーズ共通の特徴として、ムーンサルト障害物回避方があるのは周知の通りである。この回避能力を生かすには、ストラクチャーにヒットしても巻きを止めない事が肝要である。ある程度ラインテンションが掛かった時点から慎重に巻いていくと、「ズルリ」という感じでストラクチャーをすり抜ける感触が有る。この時、こいつは背面泳ぎ状態でストラクチャーを大きく躱している(浅場で試してみると分かるが相当大きくストラクチャーから離れている)。ここで巻き続けてしまうと背面泳ぎのまま浮上してきてしまう恐れがあるため、姿勢を戻すために一瞬ポーズをさせた方がいいようだ。この瞬間へのバイトが相当多い。 やや重量があり、キャスティング時にロッドに撓りを与えられないとぜんぜん飛ばないという欠点はあるものの、飛距離は普通に出る。 浮力も押さえ気味で、バスにルアーをしっかり見せてやるという釣りが出来るので、泥底でも十分使用に耐える。
|
|
CBシリーズを使い込むと、つくづくノンラトル仕様の無い事が惜しまれる。自分でチューンしても良いが、浮力が高くなってしまうのであまり意味が無い。CBシリーズは出てから相当時間が経っているようなので、たぶんもう発売の可能性は無いだろうと思うと、加藤氏に恨み言の一つも言いたくなる。当時のプラグ市場ではラトルの入っていない物は売れなかったのであろうけども。 これもCBシリーズ共通の欠点だが、やや潜行角度が緩い。そのため、プロダクティブゾーンがやや狭い。
|
|
野池の特攻隊長。 こいつはかなり信用できるプラグです。ザリガニカラー(随分太ったザリだが) に塗り替えたこいつはおそらく僕が一番投げるプラグの一つでしょう。 野池がメインフィールドなら一つは持っていても損はないと思いますよ。
|