バス用赤パッケージのマイクロクローラー4インチで、ガルプワームの実力を検証する。
臭〜いフォーミュラ漬けで知られるガルプのワームの集魚効果って実際どうなのよ?って声が多いですが、3種類のベイトで検証しました。
使用ベイト(全てノーシンカー、マス針ちょんがけ)
(1)生きたミミズ(野生) 匂い:ほんのり土臭いがあまり匂いは感じない。
(2)普通のワーム(レインズ スワンプJRを使用) 匂い:ほんのり「カッパえびせん」の匂い
(3)ガルプ(マイクロクローラー4インチ) 匂い:強烈な「よっちゃんいか」の匂い。
ブルーギルもバスも恐らく嗅覚は同じようなものだと思うので、実験しやすいギルで検証する。
(1)生きたミミズを投入。 ↓ 即効ギルが食ってくる。ショートバイトではなくガッツり食ってくるバイト。 ちぎれて破片だけになったミミズにも、同じスクールのギルが何度入れても食ってくる。 たまに子バスも混じる。
(2)普通のワーム(レインズ スワンプJR ミミズカラー)を投入 入れてすぐにギルのショートバイトがある。 しかし、すぐにバイトはなくなる。 2投目、3投目と、回を重ねるごとにバイトが遠のく。
ここまでは、普通のワームと本物のミミズのバイトの差は歴然。 ミミズは最終的に、米粒ほどの破片になっても、猛烈にバイトしてくる。 しかし、普通のワームは初めこそ好奇心でバイトしてくるが、一度バイトすると見切ってすぐにバイトがなくなる。 不思議なのは、一匹のギルがバイトして見切ると、同じスクールの他のギルもバイトしてこなくなる。
(3)さて本題のガルプ・マイクロクローラー投入。 やはりすぐにギルバイトがある。 ショートバイトではなく、ひったくって咥えたまま泳ぎだすような、ミミズの時と同じようなバイト。 2投目、3投目も同じスクールの別のギルがバイトしてくる。 しつこくキャストし続けると(同じ場所に10投以上)だんだんバイトが少なくなる。 ワームの匂いをかぐと、明らかにフォーミュラが落ちていて、ほとんど臭わない。 新しいガルプにローテーションすると、またバイトが増える。
結果:
ガルプは、もはや餌だった。。。
予想通り、ミミズは最強。
ガルプは咥えたまま魚がすぐ離さないので、釣果にもつながる。 しばらく使って匂いが落ちてくると、バイトも遠のくので、こまめなローテーションが必要だ。 普通のワームとガルプではバイトの回数・勢い・時間にかなり差があるようだ。 普通のワームは明らかにバイトが浅く、すぐ見切るので、釣り上げるのは、やはりテクニックが必要。
近頃、「巧み漬け」などのフォーミュラがまた流行っているが、 なるほど、こういったフォーミュラはバイト回数を増やし、魚がルアーを咥える時間を延ばすには効果がありそうだ。 つまり、魚を釣りやすくするのに一役買っているといえる。
これって、もう餌釣りと変わらないな… |