出山利三郎さん |
モコリークロー |
25年以上 | 2013/11/19 |
■□□□□ | ★★★★★ |
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テキサスリグ(3.5〜8.8g) |
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・食いつきがいい。 ・ゲーリー素材の割には餌もちがいい。 爪も、ギルにとられたりすることはあまりない。 ・カラーバリエーションが、迷うほど多すぎず適切なものが揃っている。 ・使える針のサイズが豊富 ・セットしやすい |
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・もう一匹くらい入っていて欲しい。 ・腹足が曲がった個体が時々発見される(逆腕の場合はショック)。 |
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ベイトフィネス対応という宣伝で、最初は手を出さなかったのですが、テキサスならシャローカバーからウルトラディープまで何でも対応できて、しかもかなりタフな状況でもバイトを出してくれます。 さすが小森プロが開発しただけのことはあります。
素材は、結構強めですが、フックアイ部の裂けはあります。でも、ベンド部の裂けや千切れはほとんどないので、ロストは少ないです。 ※補修はアクセルの「リペアボンドスーパー」が断然強くていい。 フックアイが裂けた場合でも、このワームの頭部は「ホンムシ」や「イワムシ」みたいな楕円形で幅があるので、少しずらしてセットしてやれば、使えないことはありません。 また、ベンド部が広がり、ウィードレスセットが出来なくなっても、フックの番手が2〜2/0まで入るので、フックサイズを変えると問題なく使えます。 楕円のシンプルなボディ形状はこういう面で非常に便利です。小森プロが、このへんの設計を、「餌ムシ」の形状から考え出していたとしたら、相当なものです。 さらに、重要なのは、このワームは「クロー」と言いながら、パドルテールワームの要素を相当活かしているところです。ボディ形状や爪の形状の絶妙なバランスとアクションは、本当に秀逸です。 とにかく、釣れる要素を追求しています。 だから、どんなバスでも釣れますから、小バスも当然来ます。小バスしか来ない状況もあるでしょう。バスのサイズの問題は、もしそのルアーが同じ場所で釣れ続けているのならば、カラーローテーションと、泳層と、シンカーウェイトでかなり変わってくるものです。
私は昨秋、モコリークローで、自己記録2700gを釣りました。このときも、様々なサイズを釣り続けた結果、来ました。スレさせず、釣り続けられるポテンシャルをこのルアーが持っている証拠だと思います。 |