チャキさん |
ファイナルディメンション TS-160L |
5年以上 | 2009/02/21 |
■□□□□ | ★★★★★ |
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・野池のオカッパリ(特に小規模な池でショートキャストやピンポイントキャストを多用する時)やフローター、琵琶湖南湖のボート釣りで使用。
・7~14gで110mm以下のミノーのジャーキング、14g以下の小型バイブレーション、10g以下のクランクベイトをメインに使用。
この他に7~10gのトップウォータープラグ、3/8oz以下のスピナーベイト、ルドラなどの大型ジャークベイトにも使用する。
・ラインはフロロ、ナイロンともに10~14ポンドを使用。 |
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・ジャーキング用のロッドだけあってとてもジャークベイトを操作しやすい。 柔らかなティップを持つスローテーパー気味のロッドで、ティップで小突くような動かし方ではなく、ティップが入った先のベリー~バットで一気にハタくような動かし方がこのロッドでのジャーキングのコツである。
こうすることでロッドの芯(張りを感じる部分)が出る前にラインを引っ張りすぎることがないため、しっかりと水の抵抗を受けて水を掴んだ良い動きを出すことができ、ミノーがまっすぐ手前に来てしまうことがなくなる。
・ショートレングスでしなやかなブランクなので、ジャーク時のショックを適度に吸収するため手首の負担が少なくて疲れにくく、長時間ジャーキングし続けることができる。
・パーフェクションシートのおかげでパーミングした時に小さく握り込むことができる。 フロントトリガーがとても効果的で、パーミングしている中指と薬指の力を分散するので、握り疲れたり指が痛くなりにくく、ジャーキングでの手や指の疲労を軽くしてくれる。
・キャストはルアーのウエイトをしっかりと乗せてタメて投げることができる。 そのため、リリースのタイミングを外しにくく、ルアーの初速や飛行速度が速くなり過ぎないため、しっかり目で追うことができるのでピンポイントに投げやすい。 PVシリーズとは違うキャストフィールではあるが、ショートキャスト・ピンポイントキャストは決まりやすい。
・ティップが非常に柔らかいのでノリや食い込みが非常に良く、ジャーキング中のバイトも乗せることができ、しかもバラシにくい。 硬さはLでスローテーパーだがコシはしっかりとしており、魚を掛けると想像以上にトルクがあり、粘りもあって魚の引きにもしっかり追従して寄せてくることができる。 |
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特になし。 |
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・個人的に非常に気に入っているモデルのひとつで、ヴィジョン110やレイダウンミノーミッド110などの110mmクラスまでのミノーは快適に操作できます。 今は大型ミノー用にファーレンハイトのTS-166Lを所有しているので、このロッドでルドラなどの大型ミノーを使うことは少ないですが、このロッドでも十分使えると思います。
・ジャーキング用ロッドと言うと、張りや硬さのあるロッドを選ぶ方が多いと思います。 しかし、それだとトゥイッチイングのような小刻みに首を振るような細かい動きを出すのには向いているのですが、ラインを張り過ぎたり引っ張り過ぎるため水を掴んだ強い動きが出しにくく、手首の負担も大きくなると思うのでジャーキングにはあまり向いていないと感じています。
また、ミノーがよく使われる春先の低水温期のような低活性時はバイトが浅かったり、バラシやすかったりするわけですから、バイトを弾きやすくバレやすい硬いロッドを使うこともないと思っています。
それにミノーは軽くて飛ばしにくいので硬いロッドより柔らかいロッドの方が投げやすく有利です。
・・・というわけで、現時点ではジャーキングロッドはファイナルディメンションTS-160LとファーレンハイトTS-166Lを使用目的や状況などによって使い分けております。
トリプルフックでバイトを絡め取ることに長けており、トップウォータープラグや小型バイブ・クランクなどもバイトを弾かずに乗せることができ、とても使いやすいと思います。 |