Kabeshinさん |
シャウラ 15102R-4 |
10年以上 | 2012/07/22 |
■■■□□ | ★★★ |
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・予備、旅行用バーサタイル ・スピナベ、テキサスでのピン狙い ・ボートシーバスでのピン狙い |
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・シマノ最高峰(一昔前だが)の性能が4ピース ・4ピースとしては性能、強度面で安心感がある。 ・ゴーテンのMクラスのロッドの特性として、キャスト精度および感度がいい。ただし1ピースの15102Rには及ばない。これは4ピースだからというよりブランクが別物だからだと思う。 【追加】 4ピースゆえになんちゃってスパイラルガイドにすることも可能 |
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・ホントは1652Rを4ピースにして欲しかった。 ・15102Rに比べると気持ちマイルド(やや巻物より)で、実はスコーピオンXT(10モデル)の1581Fとパワー面で差がなかった・・・ ・4ピースゆえの特性として15102Rよりやや先重りでシャープさに欠ける。 ・価格が価格だけにコストパフォーマンスは今ひとつ。 |
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ホントはもっと使い込んでから書くつもりでしたが、パワー別に使い分けようと新スコーピオンXTの1581Fを購入したところ、ほぼ同じパワーであったことにショックを受けたために憂さを晴らすために書かせていただきます。 ・XT1581Fを購入し、意気揚々と2本を比べていたらどうも違いを感じず、ためしにと思って500mlのペットボトルを吊り下げてみたところ、まったく同じベンディングカーブを描きました。ただ、シマノの名誉のために、この2本は全く同じというわけではありません1581Fはティップから入り始め、徐々にベリーにくる感じですが、15102R-4はティップはやや硬めでレギュラーな曲がりを見せます。 念のためワールドシャウラの1652Rとも比較した結果、1652Rはこの2本よりややパワーが上でした。普通は同じ2パワーなら短いほうが強く感じるものですが・・・ で、このような事態になったことの考察は、4ピースの15102Rがややパワーを落として作られているのに対し、XTシリーズは技術の向上からか強めに作られており、結果的に1パワーと2パワーにもかかわらず、実際には同じパワーになってしまったと・・・。当然同シリーズで比べればパワーの差はあるはずなので、私の場合は不幸な組み合わせだったということでシマノにクレーム付けても取り合ってもらえないでしょう。まあ重量、テーパー、グリップ長が違うので全く使い分けられないわけではないけど・・・ ・しかしながら許せないのはスペック表記、XT1581Fは適合ルアー5〜15gでラインは6〜12LB、15102R-4は7〜21gで8〜20LBとある。私の見立てでは両方とも同じ7〜18gで8〜16LBが適正値。2651F-4の件(インプレ参照)もあり、私のシマノロッドのスペック表記への不信は決定的になりました。誤解なきように念を押すと、私はシマノロッドの性能、それを作る技術は大変すばらしいと思ってます。しかし適合ルアー、ラインの表記はかなりいい加減に決められているというだけです。 【更新】 ある程度使い込んだので追記します。 15102Rとは別物と書きましたが、単純に性能が劣るというよりは性格の違いと割り切って考えます。元の15102Rはボートで数本積むことを前提にどちらかというとジグテキに比重を置いて、感じて、かけて、一気にゴボウ抜きするような竿です。対してこの4ピースはおかっぱりで1本ということを前提にマイルドにすることで汎用性をもたせ、5:5ぐらいで巻物にも使いやすく、また、のせて、サカナの引きをある程度楽しめる竿です。 4ピースで最も危惧される強度(パワーではなく頑丈さ)を確保するためにコストの大半をつぎ込んでいるようで、シャウラにしてはやや重く、シャープさに欠けるもののかなり無理できる安心感はあります。 XT1581Fとの使い分けは、トップ、ジャークベイト、シャロークランクは1581F、やや重めのバイブ、スピナベ、ミッドクランクは15102R-4としてますが、正直相互にカバーできる範囲です。ただ、似たような竿だけにグリップの2インチの違いが分かりやすく、遠投のときはもちろん、ショートキャストでピンにライナーで入れなければならないときにダブルハンドでの投げやすさが際立ちます。 ある程度使ってみて満足できる点も出てきたので★1個追加(値段が値段だけに簡単に4個5個にはならない。) |