エイルさん |
SS AIR |
10年以上 | 2014/08/26 |
□□□□□ | ★★★★★ |
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8lbフロロを30m巻いて、2gノーシンカーから9gのクランクまで。 |
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フック、ワーム合わせて総重量3gもあれば、本当にノーストレス。かなり驚いた。 今までベイトはシマノのみで、他社製のスプールを組み込んでベイトフィネスをしていたが、 マグの安定性は本当にすごいのだと思わされた。 遠心はフォローなら問題ないが、アゲインストではどうしても4g以下の軽いルアーの失速はブレーキを強くしても抑えにくかった。 アゲインスト時は後半のサミングでなんとかしていてたが、 それでも少し風を読み間違えるとバックラッシュして一つのカバーと時間を潰してしまってストレスがあった。 SSAIRではアゲインスト時、総重量3gノーシンカーワッキーでもブレーキを6にしておけば、 メカニカルを0より1緩くした状態でバックラッシュしなかった。
もう一つ驚いたのが飛距離。T3AIRはスピニングより飛ぶ、などとは聞いてたが、さすがにそれはないだろうと思っていた。 ましてSSAIRなら良くてスピニングの0.8掛けだろうと。 物は試しで、6.6ftのLのロッドに2000番スピニングフロロ3lbをセットしたものも持って行き、同じ3gワッキーをフルキャストしてみた。 なんとSSAIRの方が飛んだ。8lbなのにこっちの方が飛ぶとは、これには本当に目を疑った。 3gまでなら本当にベイトだけでいいのではないかとまで思った。 ただし、そのときの自分の状況ではブレーキ4.5はキャスト途中でラインが浮きバックラ寸前の設定だったので、 実際安定して使えるのは5.5。5.5で投げるとスピニングのほんの少し手前だった。 しかし、機構やベアリング、ラインのlbや種類をいじるとスピニングもごく普通に超えてしまうのだろうと思った。 |
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1円玉をキャストできるとダイワの宣伝では書いているが、やはりそこまでは厳しいものがあった。 8lb30mでは、総重量2gが限界というところだった。 2gも少し投げにくい、飛距離を出すのも厳しかった。 2.5gあればまあ普通に使うくらいには一応は問題ないだろうという感じだった。 3gなら快適、シマノの通常のベイトの遠心で10gのプラグを投げるより快適というレベルで投げられた。
私的に最大の欠点は、突き詰めている故に応用や気兼ねない扱いができないこと。 6lb以下は使うなら自己責任、PE不可、ウィードごと引っ張るな、 負荷をかけるとスプールが変形する可能性があるとダイワが公式で言っていること。 ここまでの性能を考えればまあしかたのないことだが、やはり他のリールより気を使ってしまう。 スプールを扱うときにハラハラしたり、色々いじったとしてもいつ壊れるのかという不安がある。 |
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次にラインを替えるときにもう少し細いラインなども色々試してみようと思う。 記載より無理をすればだが、2g以下も投げられそうな感じがした。 ダイワの技術は本当にすごいと思った。 長らくベイトはシマノ一択だったが、これからはベイトフィネス以外もダイワのベイトを買ってみようと思う。 ただ、巻物などは遠心の飛距離とシマノの巻き心地の方が上なのではないか と今だに思っているので、そこはまた今後ダイワのベイトを使って考えていきたいと思う。 |