雨の釣行時にはこれに問題があると釣りどころではないほど大切なものですね。
これだけは妥協なしでお金をかけたいものです。快適なレインウェアを持っていれば雨の日の釣行も苦にならず、逆に人が少なく魚の活性が上がることを喜ぶくらいになります。
レインウェアの求められる性能として以下のものがあります。
水を通さない性能。 |
蒸発した汗を逃がす性能。 |
水滴を表面で弾く性能。 |
この内、透湿性と撥水性は密接な関係にあります。
いくら透湿性能が高い良い素材でも撥水性能が悪く、生地表面に水が張り付いてしまうようだと、素材の通気口を塞いでしまい、透湿性が失われてしまいます。その意味で透湿性と撥水性はセットで考える必要があります。
このような点を考慮するとレインウェアの素材としては一握りのものしか満足いくものはありません。
以下にタイプ別の代表的なものを紹介します。
言わずとしれたレインウェア素材の筆頭。多孔質タイプで透湿性に優れた素材です(耐久性と目詰まりに弱点)。
3レイヤーのものが耐水圧も高く、釣りには最適です。私はノースフェースのこの素材のものを使用しています。全ての性能が高次元でクリアされています。
ゴアテックスの性能を長持ちさせるコツは普通の服同様の頻度で洗濯することだそうです。
そのときの注意点が2つあり、1つは液体洗剤を使わず(なかなか濯ぎきれず、通気口を塞ぐ原因になる)、粉末洗剤、またはゴアテックス専用洗剤を使うことで、もう1つは手洗いまたは洗濯機の弱モードで洗濯すること(ゴアテックスは摩擦に弱いため)だそうです。
これらの注意点を守っていればその性能をいつまでも提供しつづけてくれます。 |
無孔質タイプなので目詰まりもなく、耐久性に優れた素材です。
耐久性はバス釣り師には魅力ですね。
実際使ったことがないのでなんとも言えないのですが、実際に生地を見ると確かに耐久性は高そうに感じます。しかし生地表面がザラついているので撥水性能を保つには防水スプレーが必須ではないかと心配になります。耐久性は魅力ですので一度使ってみたいものです。 |
コーティングタイプの素材で透湿性が他のタイプに劣ります。ただ値段が比較的安いためコストパフォーマンスに優れています。
こちらも使ったことはありませんが、安売り時のゴアテックスとそれ程金額に差がないので、これよりはゴアテックスをお勧めします。 |
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補足ですが釣り用に考えた場合、袖口がネオプレーンでできているものが良いです。そうでないと袖口から水が伝わって内部に侵入します。この機能のレインウェアは釣り用に設計されたものに限定されてしまいますが、その部分のみ別商品として売っていますのでそれで代用できます。私もそれを利用しています。
また、ズボンがサスペンダー仕様のものも良し悪しです。私は肩が凝るので嫌いです。
それから、たたんだ時にコンパクトになるものもありがたいです。コンパクトだと邪魔にならず、常備できるため、天気予報が外れたときや突然の雨にも対応できます。
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