| 某ルアーマンさん |
スコーピオン 1000/1001 |
| 30年以上 | 2006/06/04 |
| ■■■□□ | ★★★ |
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重量4〜5g程度のシャッド。このクラスなら、普通スピニングを用いるべきということは、わかっていますが。
■(2006.6.3更新)ある程度使い込んだので、下記更新させて頂きます。 |
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■抜群のコストパフォーマンス。ふつう廉価版だと、細部に至るまで、目に見える形で手抜きするはずですが、このリールはそんなことはあまりないようです。例えば、ハンドルやスプールなどの作りこみは、上位機種のメタXTとあまり変わらないみたいです。この辺をD社で比較すると(TD-XとTD-S)、あちらはこれらの点で、明らかに至るところで差別化を図っていることがよく分かります。
■そして、カタログに偽りなしの、あの酷使してもD社ほどには変わらない良質の巻き心地。S社のポリシーはこれらの低価格版にもしっかりと引継がれていることが実感出来ます。ちなみに私はD社のTD-Xも併用してますが、特に巻き心地に関しては、比較するべくも無く、すぐさま悪化の一途をたどりました(TD-Xが)。 以上色々と述べて来ましたが、このリールを使うと、メーカーの良心さえ感じられると言ったら言い過ぎでしょうか。
■(2006.6.3更新)しかし、やはり巻き心地は、D社同様、使い込むと悪くなって来ました。D社製は、比較的大きなノイズですが、このルールの場合、細かい砂を噛んだような、細かなざらつくようなノイズが特徴です。 |
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■(2006.6.3更新)このリールの致命的な欠点と思われるところが判明しました。ドラグ力が弱すぎです。スプールにラインをフルに巻き込んだ状態で、1kgにも達しません。この点は、当初から気がついてはいましたが、ドラグ板に、不要なオイル等がついているせいとばかり思ってましたので、オーバーホールした時に、整備さえすれば直る一過性の問題と思っていました。しかし、今回初めて当OHを行い、板についたオイル等をふき取ってみましたが、改善の兆しはみえないのです。材質からして、もともとオイルを染込まるタイプのようでもありますが。これは意外でした。他の方の印プレにも同様のコメントが結構多いのもうなずけます。ダイワの旧TDシリーズでも、1.5kg以上、ABUのSMに至っては、2.0kgは出ます。私は使いませんが、抵抗の大きいディープダイバー系のクランクベイトを用いる方は、使いづらいのではないでしょうか。
■仕方ないかも知れませんが、外部調節も出来るようになったとはいえ、他社のマグネット式に比べるとブレーキ調節はやはり面倒です。特にブレーキブロックの組み合わせに、いつも頭を悩めてます。他社のマグネット式に比べ、あまりに大雑把過ぎ、微妙な調整が出来ません。
■また、S社のリール全てに言えることと思いますが、スプールの回転て、あんなにスムーズにする必要があるのでしょうか?バックラッシュを恐れるあまり、メカニカルブレーキを多用するようでは、全く意味がないと思うのですが。まあ、私は当ブレーキは巻き心地等に悪影響が出るので、使わない主義なのでなおさらです。前述したように、あのSVSも決して使いやすくないので、結果として、ブレーキの効きすぎと、効かなさ過ぎの間のゾーンが非常につかみづらい。それで、どうしてもブレーキを多少効き過ぎ状態で使わざるを得ない。
◇余談ですが、私はABU社の2500Cもたまに使いますが、あのリールは当回転はお世辞にも良いとは思えませんが、しかし軽量ルアーは結構飛びますよ。
■SVSがあるから仕方ないとはいえ、あのお世辞にもスリムと言えないボディ後ろ側。中を見ると、やや無駄な空間が多だ有るみたいなので、もう少し、特にスプール近辺のボディを削って欲しい。パーミングがやりにくいです。でも、この値段だから許せましょう。 |
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■TD-Xの欄でも述べていますが、いざ、どうしても確実にルアーを飛ばしたいという時は、いやでもこのTD-Xに、頼らざるを得ないというのが実情です。また、使いこなしたいという気持ちも、ブレーキ設定等がややこしいせいか、あまりわきませんし、事実TD-Xのサブ機としては、SM3600Cの方を多用してます。
■確かに、このリール(スコ1000)は素晴らしいとは思いますが、SVSは複雑すぎて、どうしても使いこなせません。またスプールの回転も良すぎて、これまたバックラッシュから完璧にはのがれられません。つまり、このリールは、ルアーを確実に飛ばすという点で、今ひとつ頼れないのです。
■(2006.6.3更新)今回、このリールを初めてOHして分かったのですが、内部構造の脆弱性は、例のD社製とあまり大差はないなということです。俗に言うハイエンド機は知りませんが、このクラスのリールでは、特に国産機では、あまり耐久性に期待は出来ないといったところでしょうか。 |
