ケロッグさん |
サイドポッパー DP |
25年以上 | 2010/06/06 |
■■■□□ | ★★★★★ |
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野池、河川、リザーバー問わず、トップで釣れそうな時には取り敢えず投げてみる。 |
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大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ。Mクラスの標準的なベイトロッドで投げられる18.5gという自重。兎に角良く飛び、飛距離が稼げる。この種のルアーの場合、ポッパーの要素とペンシルの要素のいずれかに偏りがちではあるが、このルアーに関しては、首振りスプラッシュ、いずれも自由自在。俗に言う「水押し」も強く、水面を意識していない魚を浮かせる様な使い方が出来る。 |
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釣れるルアー≠売れるルアーの典型かもしれないですが、先ずは廃盤になった事が非常に残念。他メーカーからでも、細々とで良いので再販して欲しいところですが、DUEL社と田辺氏とのダブルネームのブランドのルアーなので難しいでしょうね。素材も元々、DUEL社の餌木用発泡素材だそうですし。また、カラーチャートも元々8色程度と多くは無かったのですが、その8色のうちの半分位は、実釣において重複してしまうようなカラーだった事。もっと違う系統の色も欲しかったです。 |
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現在一般的な国産の標準サイズのペンシルやポッパーの多くが、どちらかと言うと虫パターンに準ずる様な用途で使われる事が多く、またそういった使い方(一点でネチネチと動かす様な)では非常に使い易く出来ているものが多いように思います。ただ、その一方、より広範囲の魚に存在をアピールするトップとなると突然大型化してしまい、使用可能なタックルが限定されてしまう傾向にある様にも思います。その点、長さは90mmでありながらボリュームがあり、18.5gのウェイトで標準的な巻物用のタックルさえあれば投げる事が可能で、ルアーそのものの出来が非常に良く、竿を選ばずに緩急自在に動かせるこのルアーは、非常に貴重な存在だと思います。ボックスに一個忍ばせておけば、朝まずめ夕まずめが今まで以上に楽しくなりますよ。 |