ショウワモダンさん |
フェンウィック ランカースティック 2053 |
10年以上 | 2017/04/04 |
■■■■■ | ★★★★★ |
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1/5〜1/2OZのトップ〜ミディアムレンジのハードプラグ、ワームでの各ライトリグ。おかっぱりです。 |
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現在、使ってみればライトリグでのピンスポットの近距離攻略では狙い通りにキャストが決まってくれる、グラスロッドの割に軽量、スローテーパーの柔らかいロッドだから子バスでもそれなりに楽しい、バスとやり取りしているときはロッドがきれいな弧を描いてくれます。そしてライトクラスでありながらバットは頑丈で、若かりし頃、足元より2m下の水面よりたびたび40オーバーを抜きましたが全く不安は感じませんでした。 |
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妙にプレミアムになっている、悪いロッドではないですが、プレミア価格出してこのロッドを買うなら、現行品のロッドを自分なら買います。 |
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高校2年の頃に手にしたロッドです。それまで使っていたスピードステックも悪いロッドではなかったんですがその重さに閉口して、軽いロッドを、と考えるようになり当時の西武百貨店高槻の釣り具ショップにロッドを探しに行き、フェンウィックにターゲットを絞り、本当はパワー5前後の物が欲しかったんですが、予算とモデルチェンジしたフジグリップのものが多く、また価格も高かったので旧モデルでもあり、今でいう白バンドグリップの2053が叩き売られていたので予算優先でこのロッドを買ってきました。
シーズンインして初めて使った時、「俺、巧くなった?」と錯覚するくらいキャストがポンポン決まったのを覚えています。 また、5フィート半の当時でもショートロッド故、取り回しも楽です。 道具も少ない時代で高校生でしたから、このロッドでオフセットフックのノーシンカーリグなんかもやりましたが、今となってはよくこのロッドで今のレベルから見ればものすごくフッキングの悪いワームフックをバスの顎に貫通させるフッキングができていたなと思います。
昨年からバス釣りを再開したのですが、小さなワームを使ったワッキーやネコリグ、インチワッキーを使っていますが、遠投を必要としないピンスポットの浅場攻略にはそのコントロール性の良さを生かして今でもバスを連れてきてくれます。
このロッド、自分が買った時には不人気でランカースティックシリーズの中で一番にカタログ落ち、フジグリップにマイナーチェンジする事無くひっそりと日本市場から消えていったんですが、今となっては「名竿」と呼ばれるようになっているんですねぇ。 |