ジェリコ_2さん |
Opus-1 nero |
15年以上 | 2012/07/28 |
■□□□□ | ★★★ |
|
ハートランド 常吉スペシャルと合わせて。 ラインはフロロ3lbs。 |
|
・アピアランス。レトロなデザインに全身ジェットブラック。ローター部とボディ部の処理が異なり、シルバーのベールがアクセントを加えている。本家Opus-1よりも配色が良い。
・ドラグ性能。ステラは言い過ぎか、ツインパワー程度のドラグ性能は持っており、出てほしい場面できっちりと出て、耐えてほしいところではふんばる、D社の1回出たら出っぱなしドラグとは違う。
・希少性。 |
|
・巻き心地は・・・。アルミローターのおかで巻き始めが重く、独特の巻き心地(大森製作所のキャリアに似ている)をしている。シルキーな感じではなく、ドライブギヤとピニオンギヤが噛み合っているのがわかる感じ。
・トラブル回避性能。テンションをかけないライトリグは厳しい(キャスト時のトラブル多発)。 |
|
良くも悪くも性能を追い求めて買うリールではない。SでもDでもないリールが欲しいという欲望にこたえるリール。
上に書いた気に入らない点も含め中々味のあるリールである。
〇更新 初期登録よりさらに使い込んだインプレ。 ・ギヤのアタリがとれてきたため、登録当初とは少し違ったリトリーブフィーリングになった。シャラシャラ感を伴いつつのアルミローター採用による重めの巻き心地。シマノにもダイワにも無い感覚。
・アルミローターを採用している分、慣性モーメントが巻き心地に大きく影響するが、ローターの重量バランスをとれていない。つまり、リトリーブ時にローターのブレを非常に感じる。 ギヤのアタリが取れてきた分、使用開始時より余計に感じる。 道具としてのパフォーマンスを追及して選択するモデルではないが、ここらへんの調整が出来ていないようでは道具としても玩具としても失格。
シマノ、ダイワの2社しか選択肢がない中で、そこに参入する意欲は評価するし、デザインコンシャスな商品という形での販売も仕方がないと思う。しかし、やはりスピニングリールという商品として提供するならばローターバランスは最低限クリアしなければダメな部分、それもまた"味"とは片づけられない。
よって★-1。 |