木村さん |
DESIGNO レーベン 67MHRST-3S |
30年以上 | 2017/03/10 |
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5gテキサスリグ、3/8ozフットボールジグ、1/4oz&3/8ozメタルバイブ、13gメタルクロースピン、ピラーニャ60、スケアブロー48、イントルーダー1/2oz |
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まず、その評判の高い感度から検証する為に、ユニオンクロー5gテキサスリグを投入!!
基本的にボトムが粘土質絡みの泥底だったこともあり、底ベタで5gテキサスリグを縦捌きでズル引くと、ソリッドティップがやや入る感じでしたね。
「お?戻りの速い3S表記のソリッドティップですが、やはりソリッドなので、思ってたより入るな・・・。」
「ん?ここのボトム形状、ややかけ上がっているな・・・。」
「お?何か、穴と言うか、亀裂があるな・・・。」
「おや?ここは波打ってるな・・・。」
・・・・・・。
・・・・・・!?
ちょ、ちょっと待て、ここ泥底やろ!?何で、ここまでボトムの形状が手に取る様に分かるんや???
そうなんです、この時、背筋がゾクッ!とした感じに襲われ、何か、恐怖感が襲って来ました。
今まで、高感度を謳う数多くのロッドを使用して来ましたが、ハードボトムならいざ知らず、柔らかい泥の様なボトムで使うと、全くのノー感じになっていたんですよね・・・。
それが、このDESIGNOレーベン67MHRST-3Sでは、全てが把握することが出来たんです!
泥底のボトム形状を全て把握することが出来る為、この僅かに存在するハードボトムがより明確に、どれくらいの範囲であるのかが、完璧に理解することが出来るんです!
これは並のロッドでは絶対に出来ない芸当です。
ワンキャスト毎に、硬い部分、柔らかい部分、ブレイクなどが全て把握出来るので、まさに3D的にイメージすることが出来ました。
もう今まで味わったことがない異次元の世界でしたね。
「こんなロッドが、この世の中に存在していいのか?」
これが、DESIGNOレーベン67MHRST-3Sを初めて使った友蔵の偽りない感想です。
確かに、泥底などルアーがボトムに捕まるので、チューブラーと異なり、ソリッドティップが入ります。
しかし、それでもDESIGNOレーベンの3Sソリッドティップには反発して復元しようとする力が働く為、泥底であろうと、ルアーがめりめりとボトムから離れると言いますか、歩いてくれるんですよね。
う~ん、何とも言い方に苦労しますが、子供が遊ぶスライム様なものを床から徐々に離していく感覚?とでも言いましょうか・・・。
ちなみに、ハードボトムでの使用感ですが、全ての起伏に応じて、3Sソリッドティップが反応&復元をしますので、石ころ1個でも明確に分かる程の恐ろしい具合でしたね。
「感度が良いと言うのは、本当の意味で、こう言うことだったのか」と・・・。
これこそ、まさに友蔵が求めていた究極のボトムセンサーだと思います!!
更に、曲げてからの復元力が恐ろしいので、キャストフィールも素晴らしく、ぶっ飛びの飛距離を記録しました! |
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注意点ですが、やはりこのロッドは、横捌きより、縦捌きに向きますね。
横捌きだと、ソリッドティップが入り過ぎてしまい、復元力が殺されるケースも感じました・・・。
もう1点の注意点としましては、感度が良すぎるので、通常は捉えることがないバスの「初期バイト」を捉えてしまうと言うことです。
ですので、バイトを感じた際、気持ちいつもより遅らせてから、巻き合わせをするのがベストですね。
このDESIGNOレーベンは、曲げてからの反発力で復元させる能力が高いので、電撃フッキングなどには向かない気がしました。 |
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それと、少し気になったので、ピラーニャ60やスケブロ48、イントルーダー1/2ozなどで普通の巻きを試したところ・・・。
これはこれで、かなりアリの感じを受けましたね。
ただ・・・、セミマイクロガイドシステムを採用するロッドでの巻きの釣りは、インスピラーレ・スーパークーガーで痛い目に合ってますので、今後の検証事項としたいと思います。
これが、友蔵が初投入して感じたDESIGNOレーベン67MHRST-3Sのファーストインプレとなります。
簡単にまとめてみますと、こんな感じでしょうか。
(1)柔らかいボトムでも、全てが把握出来る。 (2)ハードボトムなら、石ころ1個でも把握出来る。 (3)縦捌きに向いている。 (4)キャストフィールが良く、飛距離が凄い。 (5)1/2ozまでなら、何らストレスなく使える。 (6)バイトを捉えてから一呼吸置いての巻き合わせ。 (7)復元力が凄いので、バスが暴れない。 (8)何気に、巻きでもイケる?
取り敢えず、まだ3時間しか使っておらず、捕獲したバスも47cmのみなので、今後、使い込んでいけば、更に把握出来る部分が増えてくるとは思います!
友蔵の場合、DESIGNOは、テムジンやカレイドをDESIGNOチューンしたり、ステルス65Mを使用していたので、今回のDESIGNOレーベンも、比較的すんなりと理解することが出来ました。
しかし、初めてのDESIGNOで、DESIGNOレーベンを使われた方は、もしかしたら、今まで使われて来たロッドのフィーリングとの圧倒的な違いで、最初は「???」マークが出るかも知れません。
それほど異次元なテーパーと言うことです。
もうこれはですね、バス釣り歴33年目を迎える友蔵にとっても、この異次元の感覚には怖さすら感じてる程ですからね・・・。
何回も言いますが、「こんなロッドが、この世の中に存在していいのか?」と・・・。
今後、更に使い込んで、ナイスなバスをDESIGNOレーベンで量産していければ良いですね~
あっ!それと、67MHRST-3Sの3Sソリッドが、このテーパーならば、友蔵的には、その下の2Sテーパーは合わないかも?と感じました。(まぁ、使ってみないと分からないんですけどね・・・)
ちなみに、全てのDESIGNOレーベンを使ってみたくなったのは、内緒のハナシです・・・。
でも、今回は、偶然にも、セブンパームス守山店さんに、DESIGNOレーベン67MHRST-3Sの予約者がいなかったので、店頭発注分が、そのまま友蔵の元にスライドしたのはラッキーでしたね~☆
日頃、仕事と家族サービスを頑張っていると良いこともあるもんですね! |