クランキング365日さん |
ラミグラス SR705R |
15年以上 | 2011/06/08 |
■■■■■ | ★★★★★ |
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ラインを張るつり方全般 ・シャロー、ミッド、ディープクランキング ・スピナーベイト、バズベイトなどのワイヤーベイト ・バイブレーション ・ジャークベイト |
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7フィート約165gで、抜群のロッドバランス。先重りせず、手元にしっかり重心が着ます。そのため、片手でサイドキャスト、オーバーヘッドキャスト、バックハンドキャストとラクラクできます。 テーパーはレギュラースローといった感じですが、バットがしっかりしており、ロッドティップが一定のところまで入ると、バットがガチっと支えてくれます。そのブランクス性能のおかげもあり、琵琶湖のようなウィードレイクでもウィードの面をなめるように引け、ウィードにスタックした場合でもバットのおかげでウィードを切ることができます。このブランクスはすばらしい。 |
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気に入らない点はありません。スキートリースの移籍に伴い、ロッドが廃盤にならないか心配です。 |
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ロッドの性能は上記したとおり、不満点は一切ありません。私は今までいろいろなロッドに触れてきましたが、グラスロッドでこれを越えるものに出会ったことがありません。7フィートMHアクションでショートグリップ、本当にすばらしいロッドです。 私も以前は日本のグラスロッドを使用しておりました。一時期グラスロッドが流行し、いろいろなメーカーが販売しておりました。ソフトティップのスパイラルガイドセッティングというロッド等もありました。しかし、いまから思うとそれらのロッドはひとつのメソッドに特化しすぎたレーシングマシーンのようなものだったと思います。 日本でのクランクベイトはフィッシング環境もあり、パイロットルアーとして広範囲をサーチする印象が強い気がします。それゆえに、比較的グリップも長くロングキャストしやすく、そしてバスをオートマチックにフックアップさせるソフトなテーパーが多いと思います。ウッドカバーの中をクランクベイトで通すというスタイルは、日本の環境ではなかなか出番がありません。そういったフィッシング環境の違いもあるとおもいますが、アメリカのロッドも使えばいいものが多いです。重い、硬い、長いと行ったイメージが定着しておりますが、実釣では実に利にかなったロッドがおおいです。 このロッドも折れるまで使って行きたいと思います。 |