嘘つきは村田の始まりさん |
ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th 震斬BIWAKO SPEC. BAIT CASTING AGS |
10年以上 | 2018/09/21 |
□□□□□ | ★★★★★ |
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スティーズSVTWにPE1.5号を巻いて使用。リーダーはフロロカーボンの8LB〜16LBを釣り方に応じて使い分ける。 基本震斬77と同じような用途だが、ベイトの利点を生かしてより強引に寄せたい場所で使用。ウィード地帯でのクランキング。 海ではロックフィッシュやフラットフィッシュ狙い。 |
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フォールトラップのような先重りを懸念していたが、AGSガイドによるものなのか思ったほど感じない。8フィートの長尺ロッドだがグリップが短いのもあって普通に扱える。 感度はPEを使っている分を差し引いてもSVFコンパイルXなだけあってかなり良い部類。 元になったロッドがスピニングなので、MHといえど程よくティップが入ってくれるため、7g程度のクランキングでも充分使える。というかむしろマキモノが使いやすい。このティップを生かしてベイトフィネス的なことも充分出来る。 カワスペで扱える領域をカバーしつつ、ダルく感じた10gのラバージグやテキサスも全くストレスを感じない。 限定・上位モデルなのにセンターカット2ピースなところ。 |
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ティップ側のピースは柔らかいので、琵琶湖のような濃いウィード地帯のキャロだと若干のもっさり感がある。 まるでショアジギロッドのような太いバットのマグナムテーパー。今風の細身厚巻きロッドに慣れると振り抜けが悪く感じる。 他メーカーのリールも載せられるように、上位モデルのリールシートも廉価版ハートランドと同じ形状にしてほしい。 |
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同じMHパワーの赤疾風は、どちらかというと先が硬めで胴に入るようなテーパーだが、琵琶湖スペックは完全なファーストテーパー。ハートランドらしく強い負荷が掛かると胴に入っていく感じはするが、横から見ていた友人曰くバットは大して曲がっていないらしい。前者は重めのルアー、こちらはより軽めのモノが使いやすい。 普通じゃないスペックなのに普通に使えるロッド。赤いロッドが嫌いじゃなければ1本あると重宝しますよ。 |