Kabeshinさん |
オロチX4 F1-66X4S シェイキーヘッド |
10年以上 | 2011/01/01 |
□□□□□ | ★★★ |
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ライトリグ(1/16オンスシンカーのDS、ノーシンカー) 3〜5gのスモールプラグ |
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・Kガイド ・メガバスの割りに抑えた価格設定 ・オロチを冠した名前 ・この竿については自分でもなぜ買ったのかよく分からない。ただ取り立てて長所もないが、大きな欠点もない。 |
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・Kガイドなのはいいが、ガイドが大きく重い気がする。そのせいかあまりシャープな感じはしない。ただし名前から察するにシェイキングのためにあえてそういうセッティングにしているかもしれない。 ・フックハンガーが付いてない。別に自分で数百円で付けられるけど、F1-67XS(HT-1000)にはついてたのでなんか残念。 |
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○ まず、X4というシリーズの評価 ・広告にあるとおり、フィーリングとしてはHT-1000モデルに近い。違いはブランクが細身になっていること、Kガイドになっていることなどが主。確証はないが、カーボンのトン数はやや落としてるようで、強度を増したぶん、やや感度が落ちてる気がする。それはガイドがステンレスでやや大きめで重いことの影響や、グリップのグラコンポがなくなっていることも関係しているかもしれない。 ・価格は3万前後とメガバスロッドとしては低いが、よく考えるとフェイズ1は3万半ばくらいだったし、(カタログには書いてないが)ステンレスフレームなことを考えると決して割安ではなく、性能的には実売価格で2万円前後の(ダイワのBLやシマノのXT・コンプなどの)ミドルクラスの竿と同程度。つまり1万円はメガバスというネームバリューと考える。 ・なお話題の6軸は個人的には全くスルーしている。正直ただの模様、性能に影響してるとは思ってないし(まあ、平織りメッシュの替わりにバットを補強する効果ぐらいはあるのかな)、購入の動機にはまったく関係してない。 ○ で、このF1-66XSの評価 ・まず一言で言えば最近のロングロッド傾向のなかで、長さ、パワー、テーパー等、スピニングの標準的ロッド。悪く言えば何の特徴もないオールマイティーロッド。性能上不満はないが、飛びぬけた長所もない。 ・HT-1000モデルのF1-67XSのグリップ長はそのままに、1インチ短くしてファーストテーパーにした感じ。67XSはいい意味でダルさがあり、JHをレンジキープして中層引くのがやりやすいし、またトラウトの大物狙いでも使えた。この66XSはよりバス釣に的を絞っており、その辺を犠牲にしてライトリグの操作性を高めている。別の例えをすればF2-64XSのグリップを2インチ伸ばして半パワーだけ落とした感じ。ハイプレッシャー化した今のフィールドではこっちがマルチ ・とりあえずスピニング1本と言うのであればこれは適。やや高いけどメガバスということで所有欲もまあ満たせる。 |