Kabeshinさん |
F3-610X4S アーロンマーティンスリミテッド |
10年以上 | 2011/08/07 |
■□□□□ | ★★★ |
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・遠距離戦でかつスピニング1本でソフトベイトだけでなくハードベイトまでカバーしたいとき用 ・ボートシーバスをかなり意識して購入 【更新】 ラインはPEオンリー、だからと言ってパワーフィネスにはややパワー不足 |
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・KガイドでPEの使用も安心(普通のガイドでもそうそうトラブらないけど・・・)【追加】PEを使えば飛距離がすさまじい ・大は小を兼ねる的発想で様々な状況に対応できる懐深い長さとパワー ・グリップが細くて手が大きくない私には握りやすい。 ・売り払って後悔してたHT-1000モデルを思い出させる使用感 |
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気に入らないと言うか残念な点 ・フェイズ1・2のモデルよりグリップが長くなり、有効ブランクは短くなった。(ピークパフォーマンスもそうだったけど) ・やっぱりフックハンガーが付いてて欲しかった。 ・ガイドが全体的に大きく(径ではなく全体的ボリュームが)、重いため、HT-1000モデルに比べなんとなくだるい。(ただしそれを狙ったセッティングなのかもしれない) 【更新】 購入直後は先入観があってやや過大に評価してた気がするので直します。 ・感度はやや悪いどころではなくかなり悪い。具体的にはすべてが1ランク下に感じる。つまりフロロがナイロン、PEがフロロ、タングステンシンカーが鉛のように感じる。 ・ガイドセッティング、フロロを使うとキャスト時にラインがばたついて飛距離が出ない。(ただし、PEは問題なく飛ぶ) |
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・X4シリーズに共通すると思うがブランク性能そのものは旧デス(=フェイズ1HT-1000モデル)と同等だと思う。ただし、全く同じと言うわけではなく、気持ちマイルドなセッティングで汎用性を高くし、扱いやすくなっている反面、やや感度は落ちている(比べてやっと分かる程度の微妙な差)気がする。裏を返せば6軸だなんだと言っているが旧モデルを超えるものではなく、やはり値段相応、というかチタンフレームでもなさそうなのでむしろ割高ともいえる。 ・旧モデルのF3-610XSとの比較であるが、まず大きな違いは旧モデルが7フィートロッドのグリップを2インチ短くしたものだったのに対し、このモデルはちょっと長くした6'6ロッドという印象。よくいえば旧モデルのピーキーさがなくなり、扱いやすくなっている。用途的にも旧モデルがソフトベイト主体だったのに対し、このモデルはハードベイトにも使いやすくなっている(エクストラファーストだがティップが素直に入り、感度は落ちるが食い込みがいい)。汎用性が高くなっており、それはバスだけでなく、PEラインを使いやすくしたのと相俟ってソルトなどの他魚種への流用もしやすい(旧モデルでもデカマスやボートシーバスに使われていたが)。ここまで書いて気づいたが、PEライン使用を前提に、ややマイルドなセッティングにしたのかもしれない。 ・F3を使ったことがない人のために、(気持ちよく使える)使用ルアーの下限は1/16オンスシンカーを使用したライトリグ、ノーシンカーなら3インチファットヤマセンコーから6インチデスアダーまで。上限は 1/2オンスとなっているが、バイブレーションなら18gでもフルキャスト可能、また、ルドラであっても許容範囲内で扱える。 ・2万円前後のミドルクラスで高性能な竿が充実している現在、3万前後のX4そのものは性能的に決してお買い得なモデルとは言いがたいが、シリーズのラインナップが他メーカーにないものが多く、またメガバスのネームバリューを含めれば買って損はないと思う。 【更新】 X4シリーズのブランクは例えるなら水道管の塩ビパイプ。つまり頑丈で耐久力はありそうだけど感度もシャープさもない 正直売り払おうかと思ったが、PEラインを使うと欠点を補い、長所を引き出す絶妙の組み合わせになることが分かった。 積極的に人に薦められる性能ではない |