みとみとさん |
TAPER & SHAPE GMMXC-SP510MHB |
30年以上 | 2019/08/27 |
■□□□□ | ★★★★★ |
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ワンテン、デカログ、RC2.5などをボートやフローターで。 |
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超高弾性カーボンと併用してもキャストフィールが狂わない!ログをジャークしつつ、ピンポイントでラバージグを撃つような釣りをしても一撃で決められる。これは私の使った他のグラスではありえないこと。
バラシが皆無。他のロッド(カーボン)による船べりバラシに悩んで購入したが、使ってからなんと一度もバラシしていない。魚が優しく暴れる?というか狂ったように抵抗しないので、フックも伸ばしきられないし、親指ドラッグを使う”間”が稼げ、ラインブレイクもない。(但し60は釣っていない)
ピンポイントにビシバシきまるアキュラシー。短さ、テーパーが絶妙でリザーバーでは最強。飛距離も十分でる。 こんなに短くて超高性能なグラスロッドはこれしか存在しない。
やはりグラスロッドはプラグの泳ぎが滑らか。見ていて惚れ惚れするような演技?ができる。根がかりも軽度に抑えることができる。 |
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グリップがTCSシート?でクラッチの高いリールと相性が悪い。両手投げならこのグリップでも問題ないが、アキュラシーを求めてワンハンドだと握りこみにくくて、投げにくい。 特にシマノのリールはクラッチの位置が高く、組み合わせようと思っていたカルコンは全く握りこめず、ダイワのスティーズA TWを買いなおす羽目になった。 シンプルさを信条とするデザイナーの作ではあるが、このグリップで24gのルアーをワンハンドでキャストすると多分テニス肘を発症するであろう。
どのグラスロッドもそうなのですが、やはりウィードレイクだと使いずらい。藻が切れずにダンゴになってしまい、しまいには使わなくなる。 |
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このロッドを得物にしてから、コンポジットはまやかしではないかと思うようになった。 テーパーデザインにこだわりのあるデザイナーらしく、キャスタビリティ、バラシにくさ、フッキングなどがものすごく高次元にまとめられているな、と感じます。
ロングロッドが全盛な昨今、本当にユーザーは使いこなせているのであろうか。おかっぱりなら、まあ7フィートもありでしょう。ですがボート等ではやはり6フィート程度が使いこなせるちょうどいいくらいだと思うのですが、市場にはロングロッドばかり。このロッドが注目されショートロッドの良さが見直されればいいなと思います。
余談ですが、塩ビ色のロッドカラーが今はなきザウルスボロンを連想させ、90年代初頭の古き良き時代を懐かしく思いだします。 |