たい焼きさん |
17 エクスプライド 169H |
5年以上 | 2020/04/16 |
■□□□□ | ★★★★★ |
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主に利根川水系の河川。 近距離のカバー打ちから遠投してのズル引き・ジグストまで おかっぱりでは使っていないので使用感不明。 |
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テーパーが非常に良い。必要なだけ素直に曲がる。 キャスト性・取り回しも良いが、それ以上に食い込みの良さに助けられている。 ブッシュ奥やリップラップへの遠投などの際のフックアップで、明らかにロッドに助けられている感がある。 |
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1シーズン通してキロアップだけで10本以上かけたが、このロッドでバラした記憶がない。 特にブッシュ奥に5inc/20g以上のゴツいワームを突っ込むパターンが良かった時、フックアップしにくい釣りだが、このロッドに助けられた。 何よりフッキングの瞬間の手応えが、とても気持ちいい。
特筆する程ではないが、軽量さ・感度も申し分ない。 カバー内の性能だけでなく、ジグストなどのアクションにも不便を感じないので、ブッシュ奥〜手前〜ブレイクラインのどこで喰わせるか、迷いながら流しているような時にも、一々ロッドを持ち替えずに、縦横の釣りを切り替えられる。取り回しだけならともかく、バスの喰い方がおかしな日にフックアップまで信頼して、縦横併用できるというロッドは案外少ないと思う(私の技量の問題だが)。
エクスプライドは新旧合わせて10本以上使い込んだが、特に新エクスプライドは当たり外れが大きいように感じる。 材質製法や個体差という感じでなく、バランスやテーパーなどの作り込みに雲泥の差があるのはテスターの違いなのか。 コンセプトは面白いのだが、バランスが悪いのか、使い勝手や耐久性に難がある番手も少なくない。 この169Hは、ネット上にもそれほどインプレが多い番手ではないが、新エクスプライドのなかでも屈指の完成度ではないだろうか。
リグ全体で1/2oz〜1ozくらいの釣りで重宝している。 5/8ozくらいまでなら旧エクスプライドの170MH-FRで代用することもあるが、取り回しは良くてもフックアップに差が出る。 (170MH-FRにはまた別のストライクゾーンがある) |