はぜさん |
K-0 ポッパー |
- | 2004/04/09 |
- | ★★★★★ |
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スピニングタックルで(竿一本の時は無理やりベイトで投げる)。クリアーウオーターのドシャロー。振れ幅の大きなドックウォーク・アンド・ポッピング。 竿はティップがかなり柔らかくないと、首を降らせるのが至難の技となる。 |
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ため息が出るほど美しい仕上げ。さすがハンクル。メガバス風のコミックライクな造形ではなく、正統的ハンドメイドプラグ風のデザイン。個人的にはホイル張りの輝きと、漆塗り風(?) の口の赤さがお気に入り。 ポップ音がなんとも微妙な音色である。水平浮き、大きなカップからポップR風の大きな空気音を発することは想像できたのだが、ポップRの音よりも音質が軽いのである。秘密はどうも泡の出来る深度の差(多分5cm以内の差だろうが) にあるらしい。このプラグの方が泡が出来る水深が浅いのである。そのため、大きな音ながら軽い音質になるのだろう。ポイントはダイビングの角度の浅さで、これは下顎がポップRよりも落とされているため、下顎のリップ的働きが弱くなったのだろう。 うまくアクションさせると前方の広範囲に水粒を撒き散らす。チャグペッパーJrに匹敵するスプラッシュアピールである(しかしチャグペッパーJrより出すのが難しい)。 ダイビングの浅さが生み出すスライディング型ドックウォークは秀逸である。同じ様にスライディングドックウォークをするコンバットポッパーよりも水なじみが良くぬるぬるした引き波を立てる。非常に艶めかしく小魚チックである。艶っぽさはポップXに匹敵する。 設計の独創性は瞠目に値する。ポッパーとしての基本性能を維持しつつ、それにプラスアルファーを盛り込みかつ、それぞれを高いレベルに持って行くという離れ業。間違いなく傑作。 |
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何よりもかによりも、全然飛距離が出ない。レギュラーサイズのポッパーの中で間違いなく最低。ベイトタックルでは実用範囲に飛ばないかもしれない(ボートの人はその限りではない)。 やや操作が難しい。特に思い通りにスプラッシュを吐かせるにはコツがいる。ドックウォーク時に突然方向転換をしたり、出したくも無いのにスプラッシュやポップ音が出てしまう。イレギュラーな動きが混じったほうが魚に見切られ難いのかもしれないが、操作する快感という点で劣る。 ややフッキング性能に難ありか? |
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大変すばらしいです。実はまるで期待していなかったのですが、裏切られました。 水なじみの良いドックウォークは特に秀逸です。僕はこういう引き波が大好きなんです。釣れる気がします。 もう少し飛距離が出て、操作が簡単ならポップXに匹敵するプラグになったと思うのですが。
一匹釣れたので記念更新(笑)。 朝から釣りして、最後に訪れた池。へちすれすれに投げ込むと消しこむような当たり。あわせるとルアーが飛んできてしまいました。 他のポイントを攻め、20分後、満を持してそのポイントに舞い戻り、もう一度同じ場所へキャスト!あまり大きくは動かさず、ちょこちょことお辞儀をさせると、さっきと同じような感じでルアーが消えました。今度は十分溜めてフッキング! 33cmのナイスバス(その池では大きい方)。この日唯一の釣果でした。 もっといい釣りが出来たら更新します。 |