うまいこと言語化出来ないのだが、河川にて、密集したゴロタや沈みテトラ、沈みオダなどのスタックしやすいボトムを、ライトリグでトレースしてくるとき。 ラインにかかるカレントの重さを感じるように、張らず緩めずリグを操作できると、根がかりを回避しやすいだけでなく、うまいことラインの気配を消してアプローチできる。 上手い人やセンスがある人なら意識せず自然にやっている動作だけれど、不器用なサンデーアングラーの自分は、タックルバランスが良くないとこれがうまく出来ない。 感度ピンピンのベイトフィネスロッドを控えにして、この安いロッドをレギュラーで使ってしまうのは、上記したような操作が非常にやりやすいからだと思う。
また、ロングワームや川スモールのショートバイトが頻発する時など、即合わせしても乗らない状況で、なるべく違和感を与えないようにワームを咥えて持ってゆかせる時にも、このロッドがやりやすい。 感度が良すぎず、竿先に伝わる生命感をソリッドティップが適度に吸収してくれるので、焦らずにひと呼吸待つことが出来る。 特筆するような性能はないが、結果的にストレスなく動作に集中できて、結果的に釣れてしまうロッド。 |