ボビーさん |
KTF フィネススプール KAHEN スティーズCT用 |
10年以上 | 2021/04/12 |
□□□□□ | ★★ |
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steez ct をさらにフィネス領域に。8ポンドフロロを40m巻いて使用。パーミングカップ側のベアリングはマイクロベアリングに交換しています。 |
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なんだろうか、KTFスプールというネームバリューとか、プレミア感かな… |
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ブレーキがめちゃくちゃピーキー。 |
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正直かなりガッカリしている。 REVO LTX時代にKTFスプールを導入し、そのパフォーマンスに衝撃をうけ、以来LTX KTFスプール仕様は10年近く第一線で活躍してくれた。 今回もデフォルトスプールを凌駕するパフォーマンスをみせてくれるという期待が独り歩きしてしまったか、いや、デフォルトの30ΦSVスプールの性能が立証されただけか?
とにかくブレーキがピーキーで、マグブレーキ一桁台なんてとてもじゃないけど無理。14とかまであげないとバックラッシュ連発でフラストレーション溜まる一方。ピッチング専用、あるいはキャストしてもネコリグを軽くくらいならいいが、謳い文句にあるような、フルキャストもピッチングも両方ともいける!というの超シビアなサミングコントロールが前提でなければまったくもって…。
もうデフォルトのブレーキユニット取り寄せて移植しようかな? 普通にSLPワークスの浅溝700Sシリーズ買ったほうがよかったか??
他のユーザーさんのレビューを見ていると普通にブレーキ一桁台でやれているようだし、何らかの不具合なのでは?というのが率直な思い。LTXのときに目の当たりにしたKTFの力はこんなもんじゃないハズ。診てもらおう。
もしダメだったら、ブレーキユニット移植かな…。 ちなみに気持ち軽くなったアップデート版のハナシです。
【更新】 結論、不具合ではありませんでした、ブレーキ弱いです。SVスプールではないので同じ感覚を求めている方はブレーキ13くらいがいいと思います。そのくらいあれば小型プラグのフルキャストも、スモラバのピッチングも両立できると思います。 ピッチング特化ならさらにブレーキ下げてもいいかも。 ブレーキユニットの移植は不可、シャフトの径がKTFスプールのほうが太いため、ユニット自体がインサートできないし、インダクトローターが昇降する構造も違うので、手の施しようがない。ただバネレートはデフォルトスプールのバネが使用可能なので調整可能。恐らくインダクトローターがデフォルトスプールと比べて厚みが薄い(一誠HLCスプールと同じ原理)のと、バネレートがSVスプールと比べて強いため、ブレーキが弱く感じるのかと思う。上述の通りインダクトローターの交換はできないため、唯一調整できるとすればバネレート。 ブレーキ14まで上げればそこそこ快適に使用できるが、バネレートの調整でさらに快適な使用感を目掛けようと思う。
当初は酷評したが、SVの延長を求めていたのがそもそも間違いであって、SVの延長ではない、ブレーキの感覚含めて別モノだという前提に立てば、なかなかの逸品。特にピッチングの弾道、レスポンスは秀逸です。なので評価もプラスです。
【更新】 SLP SV700Sも試した結果、SV700S採用決定。スプール精度が違う、KTFスプールはセラベアも相まってカチャカチャする。SV700SとマイクロBBの組み合わせであればKTFスプールのパフォーマンスにかなり近付けられ、そのうえスムースでトラブルレスとくれば、残念ながらKTFスプールは採用見送り。値段もSV700Sのほうが多少抑えられるし。尖ったフィネス性能を求めるのであればKTFスプールは全然アリだと思うが、自分が求めているものとは、すこしベクトルがずれていた。 |