でぷでぷさん |
ゼファーボート ZF-178U |
15年以上 | 2013/05/14 |
□□□□□ | ★★★ |
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河川での釣り。 |
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なんといっても一度浮いてさえしまえば強い。エレキ搭載の意味はやはり大きくエントリーした場所から半径1K以上離れてもなんの心配もなく帰れる。およそ穴があきそうにもないいかにも丈夫そうな作りもいい。着座位置が高くウェーブキールもしっかり働くので一カ所にとどまって5f〜7f超えるロッドできっちり釣りきれる。それでいてフローターならではの魚から発見されにくいステルス能力もあるのでバスボートにもアルミジョンにもおかっぱりにもできない唯一無二の釣りを展開出来る。 |
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カートップのアルミジョンをエントリーするくらいの労力になるのでエントリー可能な場所もそれに準ずる。フローターならではの藪コギゲリラエントリーはきつい。膨らましてフル装備したままではステップワゴンにもレガシーにも乗らないので1日でポイントを転々と、みたいなことはかなりためらう。つか僕には無理。とにかくでかい為付属のバッグに収納するにも一苦労。さらに正しい畳みかたがわからないため、あの固くて重い素材の本体を半ば強引に折りたたむことになる。釣行後は溜め息連発のしんどさ。モーターブランケットにある突起が邪魔でトラクシス等の本体を固定するハンドルが大きいエレキは新では使用不可能。←これ結構大事。肝心のモーターブランケットの強度には大いに疑問が残る。事実使用1日で塗装はボロボロに。フローターではしかたないですがロッドホルダーを装着してもロッドのグリップエンド部分は常に水浸しになるのでグリップエンドから3〜5cmは変色がめちゃくちゃ早くなる |
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とにもかくにもあれこれスタンバイしていざ浮いてさえしまえば快適そのもの。ゴムボートとフローターのいいとこどりの悪いとこどりみたいな…アルミではだめでフローターではものたりなくて結果これを選択するなら慎重な検討が必要かと思う。エレキで移動したいけどアルミは保管に困るみたいな人なら十分に検討の余地がある。このフローターは総重量が体重70kのぼくでも本体含め130近くなり、かつウェーブキールのせいでフィンだけで向きだけを細かく変えたりといった小技は無理です。すべてにおいて今一歩感があって惜しい。価格は気にならない。 |