まず潜行深度に注意が必要です。カタログには潜行深度1.5〜2.5Mとされているが、16LB又はPE5号でも2.5M位まで普通に潜ります。 カバークランク・フラットサイド・飛距離の3点を全て欲張ったため、中途半端なクランクとなってしまった感が否めない。 フラットサイドのリップをでかくしてカバー対応に設計→リップの空気抵抗で飛ばない→タングステンを使ってみよう→あれ、飛ぶんだけど2.5Mも潜っちゃうなー→金型改造に何十万もかけたから、もう作り直せないよ→流行りに乗り遅れるぞっ!よしこれでいっちゃえ〜。みたいな…。
浮力が特段有るわけではないので、カバークランクと呼ぶにはどうだろう。普通の2.5Mクランクと変わりはないと思います。 2.5Mのミドルレンジでフラットサイドの利点が生かせるのだろうか?水圧抵抗によりキビキビアクションは出来なくなり、他のクランクのアクションがあまり変わらなくなってしまい、特徴が無くなってしまった。フラットサイドにこのごついリップは動きを半減させてしまっている。
カバークランク性能よりもフラットサイドアクションを優先して、固定重心一本で設計しておけばよかったと思う。流行りに乗り遅れまいと性能より発売時期優先で作った製品!!って感じがする。 |