はぜさん |
GIANT DOG-X |
- | 2004/11/19 |
- | ★★★★ |
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特にフィールドは問わない。ラグゼノーム666+コンクエスト200DC+GT-Rスーパー20LBのタックルで最大飛距離40mと考えている。 岸際、ウィード際、護岸際、インレットなどで主に使用。水深は10cm〜1.5mあたりの実績が高い。あまり波立った時は良くなく、べた凪は苦にしない。水質はまったく問わないが、どちらかと言えばクリアウォーターでの実績が高い。 ピンポイントにロングキャストして高速ドックウォーク。基本的にはポーズはほとんどとらない。反応が無ければ少しスピードを落としたり、スライド幅に変化を付けたりする。 季節的には初夏から秋が良く、特に初夏は良かった。 フェイバリットカラーはメガバスキンクロ。というよりこれしか使っていない。 |
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非常に洗練された外観。美しいシルエットと生命感に溢れた表現は秀逸。サイズもラージペンシルの中では手ごろで手にとり易い。 アクションが独特である。ややダイブし、水面に斬り付けたような波紋を残しながら大きくスライドする。スライドのスピードは速く、ターンの角度も鋭い。この特徴からこのプラグは高速ドックウォークに最も向いていると言って良いと思う。ターン時にローリングしてボディサイドが強くフラッシュする。このアピールがバスに口を使わせる強い引き金になっているようである。 特筆すべきはフッキング性能の良さである。なにしろボディ長と同寸のサイズのバスのアタックも乗せてしまう(笑)。掛かり易くばらし難い。これは優れたトップウォータープラグに不可欠な性能である。 キャスタビリティは高く、飛距離、コントロール性能共に満足の行くレベルである。同種のプラグの中では比較的軽く、Mクラスのロッドで扱い易い。 操作性の高さはペンシルベイトの中ではトップクラスで、ロッドアクションの強弱によってかなり繊細なアクションが可能。 ペンシルベイトとして必要な性能のトータルバランスが大変高く、使用する竿を選ばない事もあり、あらゆる意味でバーサタイルなモデル。ペンシルベイトのチョイスに迷ったらこのモデルを選べば間違い無い。 |
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ペンシルベイトとして、本当に完成度が高く欠点らしい欠点は見当たらない。ただし、アピール力は強いとは言えないので強風時や流れの強い場所には向かない。 フックはすぐに鈍くなるので良く研がないといけない(これはメガバスプラグのフックに共通)。 |
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04年度データから読み解くジャイアントドッグX ・ 所有個数…3(同一カラー含む)、ロスト無し ・ 04年度獲得匹数…7匹(最大魚35cm) 釣果ランク15位 ・ 釣果内訳…30cm未満(5匹)、35cm未満(1匹)、35cm(1匹) ・ 状況…リザーバー(1匹)、野池(6匹) ・ 月別釣果 6月…4匹、7月…1匹(最大魚獲得)、8月…2匹、 ・ カラー別釣果・・・すべてメガバスキンクロ ・ お粗末な釣果で非常に恐縮だが、今年はあまりトップに力を入れなかったのが、釣果が延びなかった原因であると言い訳しておく。これでもペンシルベイトの中では最も高い釣果なのである。 ・ 30cm未満のバスが5匹も釣れているのはプラグの寸法を考えれば大変驚きである。最少なんと15cmのバスも釣れている。これはフッキング能力が非常に高い事を証明していると思う。 ・ 意外な事にリザーバーで釣れていない。これは、今年リザーバーの水面サーチベイトには主にビッグベイトを使用したからである。
04年度メモリアルフィッシュ 8月、新規釣り場開拓の旅に出た僕は、見つけた野池が全てバスなし野池であったという悲劇に見舞われ(笑)、最後にとある山奥の別荘地内の池に辿り着きました。 水はジンクリア、2mくらいの底まではっきり見えています。バスは・・・いません。Uターンして帰りたくなる気持ちを抑え、オーバーハング下、ウィード際、マンメイドストラクチャー横などを撃って行くも反応は皆無。ちょっとやさぐれながら、僕はインレットの近くにやってきました。インレットの三角州ではアヒルの親子が寄り添って寝ています。 やさぐれていた僕にはそのようなアヒルの姿さえ癇に障りました(笑)。僕はこのモデルをセットし、アヒルの親子の目の前にキャスト!着水音に驚いてアヒルが目を覚まします。その様子にちょっと心和んだ僕は(うそうそ)そのまま惰性でロッドを操作し、このモデルを高速ドックウォークさせました。 するといきなり水面が揺らぎ、水しぶきが!わが目を疑いながらも何とかフッキング。小さいながらも間違いなくバスでした。 釣った後に改めて良く見れば、何のことは無い、池にはバスはかなりの数が泳いでいました。いないと思い込んでいたために目に入らなかっただけだったのでした。 ・・・その直後に車の燃タンに穴が開いていることが判明・・・。きっとアヒルの親子ののろいに違いない・・・(笑)。 |