ぴょん吉さん |
ロードランナー 600SDH |
- | 2005/09/13 |
- | ★★★★ |
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小河川をボートで釣るという前提で、3/8ozスピナーベイト専用。 |
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スピナーベイトで倒木などのシャローカバーを釣っていくとき、矛盾する二つの要素がロッドに求められる。ひとつは正確に投げ込むためのしなやかさ。もうひとつは、カバーをかわすためのもたれないティップ。スピナーベイトの障害物のかわしかたはクランクとは全く違うため、投げやすいだけの竿では根掛かりが頻発する。 数あるロードランナーの中でもこの竿は、強いトルク感を持ちながらも、グリップから曲がっているのでは、と感じさせるスローなアクションが「超」個性的。これが投げやすさとカバーのかわしやすさを両立させている。 「パワフルなバット」が常識の今日、バスロッドを知っている人ほど、触っただけでものすごい違和感を感じると思うが、実際の使用感は素直。魚を掛けたときの安心感も、このパワーの竿としては格別なものがある。強いスローアクションという、他に類を見ない独特の領域を持つ。 |
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なし。
更新 3/8ozスピナーベイトをショートディスタンスで撃っていく釣り、ということに限定すると、600SDMの方が使いやすい。決して気に入らない点ではないが、やや硬いと感じるようになってきた。 |
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スピナーベイトは3/8ozの使用がほぼ100%なのだが、その場合、上記の要求を満たすロードランナーが、実はなかなか見つからなかった。ハードベイトスペシャル630MB、600MBを経てこれに行き着く。
更新 600SDMとの比較でやむなく評価を下げましたが、他の用途を模索しようと思います。 |