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 スピニング
OSAKAFISINGTACLE・SPRK210
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更新
お名前はぜさん
アイテム名OSAKAFISINGTACLE・SPRK210
対象釣り歴-更新日2003/11/13
使い込みLv.-満足度★★★★★
用途
バス釣り全般に使用していた。というか昔はリール竿はこれしか持っていなかったので、吸い込み付けて投げたりもしていた。海でへち釣りなんかもした。しかもセットしていたリールはカーボストライカーST10。糸は買った時に巻いてあった糸。すげー。
バス釣りでは主にワーミング。昔はジグヘッドやスプリット。晩年はワッキーリグが多かった。
気に入っている点
ものすごく乗りが良かった。フッキングの悪さには定評のあるワッキーリグで、ばらしがほとんど無かった。ミディアムテーパーだった事と、適度な重さ。それとへたってべなべなになっていた事が逆に幸いしたらしい。というか、竿を代えてからバシバシばれるのでびっくりした。
そのくせバットパワーはそこそこで、40ジャストくらいなら葦の中から平然と寄せてこられた。
テレスコピック式でしまい寸法が40cmくらいになったことも、当時バイクしか持っていない高校生だった僕にはうれしかった。というか当時の僕にワンピースの竿という選択肢は頭から無かった。晩年は薮こぎの時に重宝した。
気に入らない点
感度、何それ?という感じだった。そのため、ティップとラインを注視して当たりを取るしかなかった。
へたっていたので、魚が目の前に来てから突っ込まれたり走られたりするとかなり焦った。それも楽しかったのだが。
リールフットが緩み易く、時々リールが外れた。
いかにも安っぽく釣り場でなめられた。
コメント
軽く10年以上前の事(正確には忘れちゃったよ)。当時延べ竿での鯉釣りにはまっていた僕は、手軽なリール竿を探していました。というのは、鯉釣りというのは恐ろしく暇な釣りで、竿を出したら後はひたすら浮きを見ているだけという釣りなのです。なんか時間を無駄にしているような気がした僕は「その横に吸い込み仕掛けを投げておいたら、ついでに釣れるかも知れん」と思ったのでした。
普通、吸い込み仕掛けを投げる竿は磯竿のような長い竿なのですが、そんな物はバイクで運べないので「ポケットに突っ込んで歩ける」を基準に探してみました。どうせ狭い池での釣りがメインなのでそれで構わんと考えたのです。
そしてある釣具屋でこの竿に巡り合ったのです。
僕は一目ぼれしました。カッコ良かったからです(笑)。当時テレスコピック式の竿はグラスで出来た安物が多く(今もそうですが)、色は黒しかありませんでした。その中で少しカラフルでカーボンと一目で分かり、軽い(当時)この竿はいかにも高級感たっぷりに見えたのです。
値段は高かった(覚えてないが5000円くらいだった(笑)。でも当時の僕には大金だった)ですが、即決し購入しました。なかなか本格的な竿を買ったわいとかなりうれしかった事を覚えています。最近の高校生くらいのガキがデスト○イヤーなんぞ使ってやがるのを見ると池に突き落としてやりたくなりますね(笑)。
そして鯉釣りに使っていた訳です。鈴付けてね(笑)。結構釣りましたよ。50アップの鯉も上げた記憶があります。
6、7年前の事(これも正確な記憶が無い)。近所の池にバスがいると聞き「どんなもんだべー」と弟と行ってみました。なんかルアー竿ぽかったこの竿を持って。当時知識は何もありません。バスとはどんな魚なのかも知りませんでした。なんか魚を食っちまう悪いやつと・・・(笑)ホームセンターでなんかワームを買い、ジグヘッドにつけて投げ始めました。
それがまたぜんぜん釣れない(笑)。当時はバスの数は少なくサイズも小さかったのでしょう(多分バスが入って2年目くらいの池)。試行錯誤をして、チヌ用の針にスプリットショットをかまして(そんな名前ももちろん知らない)半分に切ったワームを泳がしていたらようやく釣れました。すげーちいせーのが(笑)それから半年くらいやったのですが、釣れないはサイズは上がらないわで、ぜんぜん面白くないのでそれっきりバス釣りを止めてしまいました。
ところがそれから何年かして、弟が「バスがぼこぼこ釣れる」と言い出したのです。僕はかつての経験から容易には信じませんでした。しかし一応この竿を倉庫から引っ張り出して池に行ってみると、何とそこそこ釣れるではありませんか。しかもまあまあのサイズが。それでバス釣りを再開したのでした。そのうち、カットテールのワッキーリグを覚え、より釣れるようになりました。
この竿を使っている時には、この竿に不満を感じた事もありませんでしたし、竿を代えようとも思いませんでした。それぐらいワッキーリグには合う竿だったと思います。
ところがある日のこと。いつもの池で釣りをしていると、でかいやつが悠然と泳いでいるではありませんか。僕は興奮し、カットテールを目の前にキャスト!すると即食ったのです!慎重なファイトの末足元まで寄せてきて、僕は困った事に気がつきました。足場が高くてハンドランディング出来ないのです。僕は少し考え「まあ大丈夫だろう」と抜き上げてみました。竿は大きく撓ったものの、バスは持ち上がりその大きさに(40ジャストくらいだった)僕はほくそ笑みました。
その瞬間!竿が折れてしまったのです・・・・。魚は落水し、糸を切って逃げていってしまいました。
その時は、逃がした魚の事が悔しく、竿の根性の無さを罵り「まあ、しゃあない。古い竿だったし」くらいにしか思いませんでした。
ところが、その後代わりの竿を買うと、まったく使い物にならないのです。何本か取り替えたり、友人の竿を使ったりしてみて、僕はようやくあの竿のすごさに気がついたのです。ワッキーリグをやるという事に限れば、あの竿は高級竿のどれにも負けない名竿だったのです!
最近はワームの釣り(特にカットテールワッキーは封印中)はほとんどやりませんが、今でもあの竿がどこかに無い物かと考えてしまいます。出来ればもう一度手に入れ(無理だろうな)、今度はもっと大切に使ってみたいです(合掌)。
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