はぜさん |
T.D. スイッシャー ZERO |
- | 2003/12/01 |
- | ★★★★★ |
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真っ暗になってもまだ諦めきれない時(つまりデコのピーンチ!)。ぶん投げて巻くだけ。小細工しないで音を聞きながら巻き続ける。音が変化したらヒット。という事は夜釣りにもいいはずだが、僕は夜釣りはやったことが無い(来年はやってみようかな、熊が恐いんだよね)。ダブルスイッシャータイプを使用。 |
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いい音がする。つぶらな瞳がお気に入り(トータルとしてのデザインはけして誉められたものではないが)。コンパクトなので野池向き。 |
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飛ばない。 |
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実は拾いました(またかよ)。減水したインレットをウエーディングしてだばだば渡って行ったら、対岸に落ちていたのです。当時僕はスイッシャーを持っていなかったので、これ幸いとフックの錆を落としてタックルボックスの中に入れておきました。 ある日、野池に釣りに行った時のこと、完全に釣り方を間違えた僕はデコの危機に直面していました。日は落ちて辺りは真っ暗。もうスナップをアイに通すことすら困難でした。僕は観念し、ルアーを外し、タックルボックスにしまおうとしました。 そこでふとこいつの姿が目に入ったのです。僕は思いました。「スイッシャーなら見えなくても音で当たりが分かるかな?」諦めが悪いことに、僕は納竿を中止し、こいつをリグって投げ始めたのでした。 何を隠そう投げたのも初めてでしたから、意外といい音がするのに驚き、軽いせいか遠投がきかないのに閉口しながら(暗いので着水音と巻き取り時間でそう判断した)キャストを重ねました。ストラクチャー際なんぞに投げられないので、オープンウォーターに投げて巻いていただけです。当然ルアーの泳姿など見えません。 突然、音が聞こえなくなったのです。ぼくはまさかと思いながら竿を立てました。するとティップに重みが!真っ暗なのでまさに闇雲に巻き上げると、釣れていたのです。32cmくらい(目盛りが見えなかった)のナイスバスが。 僕はデコリの危機を救ってくれたこいつに感謝しながら家路につきました。 実はそれ以来釣れてません(笑)。暗くなってからオープンウォーターだだ巻いているだけではそうそう釣れるもんではありません。というのも最初の一匹の印象が強すぎて、それ以外の時にはどうも投げる気がしないからです。 これからも同じ様な使い方をし続けるでしょう。
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