はぜさん |
VIBRATION-X |
5年以上 | 2008/04/13 |
■■■□□ | ★★★★★ |
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BAFのインプレ。復刻版発売記念登録。 フローティングバイブレーションであることを生かしての、1m未満エリアのサーチ。 マッディシャローの野池で非常に実績が高く、特に春先と晩秋は必携。ヘラブナが多く居る池で良いようである。 ジャーク、トウィッチ&ポーズでミノーのようにも使える。竿を立てて早巻きは秋に良かった。 |
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力のある造型は初期のメガバスルアーに共通。素朴な感じが逆に素晴らしい。最近のメガバスデザインはコミカル過ぎる気がする。 なんと言ってもあまり存在しないフローティングバイブレーションというジャンル。しかも、これほどジャラジャラ音がするモデルは見たことが無い。最浅30cmのエリアを引くことが出来る。このエリアは通常のシンキングタイプのバイブレーションでは引くことが出来ない。このため、特に激浅野池では「バイブレーションを見たことが無いバス」というのがたまに存在し、そういうバスにはこのルアーが劇的に効く事がある。 浮くということは、止められるということでもある。つまりポーズさせてバスにバイトのきっかけが与えられるということだ。このため、リップレス・フラットシャッドとしても使用する事が出来る。春先にミノーをゆっくりジャークするパターンがあるが、ヘラブナの多い野池などではこのモデルが時に偏向的な釣れ具合を見せた。 流石にシンキングタイプには劣るが飛距離はそこそこ出る。特に復刻版はほんの少し重くなっているようで、投擲性能が上がっていた。 他に替えが効かないという意味で、無ければ困るルアー。その意味では今回の復刻はGJだと言わなければならない。 |
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復刻前のモデルであるが、まるで真っ直ぐ泳がない。しかも日によって曲がり方が違ったりする。復刻版は今のところ真っ直ぐ泳ぐようであった。 これも復刻前モデルのことであるが、熱し過ぎると膨らんでしまうようである。 当たり前だが万能ルアーではない。使い場所を間違えればただの「飛ばなくて真っ直ぐ泳がないバイブレーション」でしかなく、その意味では使い場所と使い手を選ぶルアーである。 |
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復刻版の発売を目にし「そういえばインプレネットの管理人さんと昔の常連さんだった深山烏さんが溺愛していたルアーだったなぁ」と懐かしく思い出したので久しぶりにインプレしてみた。 復刻前のモデルと復刻版の違いだが、 ・やや重量が重くなっている(持った感じなのでどれくらい重くなったかは不明)。そのため良く飛ぶようになり泳ぎも安定したが、反面やや深く潜るようになってしまったようだ。 ・ラトルの音質が少し違う(復刻前がカラカラだとすると、復刻モデルはコロコロという感じ)。 ・少しボディの厚みが薄くなった(気がする)? というような感じだった。 復刻前モデルではかなり良い思いをさせて貰っている。管理人さんもコラムで書かれているが、時にこのモデルのみが連発というシーンがあり、僕も今では溺愛。密かにオークションで買い集めた。そのため個人的にはシークレット扱いだったので、今回の復刻(限定だが)で広まってしまうのは痛し痒しではある。 復刻版には旧モデルには存在しなかったクリア系カラーが多く、それがどういう釣果をもたらしてくれるのか楽しみ。というのは、この間一気に八つも購入したからである(笑)。 |