| 深山烏さん |
VIBRATION-X ULTRA |
| - | 2002/12/03 |
| - | ★★★★★ |
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解説書きに従えば、ミッド〜ディープエリアのスローリトリーブやハングオフが有効ということになるが、オカッパリでこのルアーをスローな用法で用いていたら、お金がいくらあっても足りなくなるので、大体、ファストリトリーブで用いている。ノーマルモデルは、パイロットルアーとして、広く探るために使用。活性が高いときは、リトリーブ&ジャークで積極的に攻めるのが効く。サイレントモデルは、スプークして、他のルアーが届かないようなところにいるバスをリアクションで仕留めるために用いる。
なお、高所から用いても、重量があるため浮かず、スローリトリーブでもきちんと泳いでくれるので、ダムなど、オカッパリがしにくいフィールドで、崖上などから奇襲を仕掛けるのにも用いることが出来る。 |
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私が平常時用いているルアーの中では、最も飛距離が出せる。オカッパリにおいては、近年のハイプレッシャー化の影響から、ルアーがまともに届かないような位置にバスがいることが多く、このルアーのキャスティングディスタンスをもって、ようやく獲れる魚は多い。
また、船外機を参考にしたという、滑らかな曲線で構成されたボディデザインも大変よい。 |
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通常モデルも優れているが、私は特に、サイレントモデルの方を推したい。スレたフィールドで、本当によく釣れるルアーである。ところで、このサイレントモデルは、少々曲者である。なぜなら、サイレントと銘打ってはいるものの、厳密にはサイレントモデルではないからである。振ると、コトコト音がする上、その音は個体差がある。使っているうちに、音が大きくなったものもある。私の持っているものの中では、マットタイガーが、最も大きい音がする。旧TDバイブサイレントのパクリと言ってしまえば、パクリかもも知れないが、見逃せないファクターである。
このルアーのように、ボディ全体で水を攪拌してアクションするバイブレーションルアーは他社にはない。このルアーにしか生み出せないインパクトがある。それだけでも、用いる価値があると言えるだろう。
・・・この手のボディフォーマットで、フローティング仕様だしてくれたら、狂喜乱舞します。 |
