| 琵琶湖黒鱒さん |
アルファス シリーズ |
| 3年以上 | 2009/10/30 |
| ■□□□□ | ★★★★ |
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| アルファス150Hを巻物系全般に使用しています。 |
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『アルファス150H』は『アルファス103』の派生モデルです。より重いルアーをより遠くに飛ばすためにチューンを施された、いわば陸釣りに適したモデルです。主な変更点は糸巻き量の増大です。14Lb 90M巻きから 16Lb 100M巻きになっています。
これにともないその他の部分も変更されています。
1、スプール形状・ブレーキシステム
糸巻き量が増大したので、それに合わせてスプールも「V字スプール」から「U字スプール」に変更されました。よってブレーキシステムも「マグファースV」から「マグファースZ」に変更されました。
2、デザイン
アルファス独自のロープロファイル形状は踏襲され、パーミング性能も高いです。もっとも糸巻き量を増やしつつロープロファイル形状を維持するために横幅が広がっており、全体的なデザインバランスを崩しています。
3、ハイギアード化
5.8:1 60cm/回転から 6.3:1 71cm/回転 ハイギアード化されています。もっともハイギアードといっても極端なものではなく、ミドルハイくらいで、アブ・ガルシアならこのくらいで普通のギア比です。
4、、パワーハンドル
90mmクランク形状パワーハンドルが標準装備されました。アルファス150Hは横幅が広くなったのですが、クランク形状ハンドルなので、ハンドル位置は標準のアルファス103とかわりません。このところの気遣いが嬉しいです。
3/8OZから普通に投げる事ができますが、1/2ozからが本領発揮です。このリールのいい所は『機械的精度の高さ』にあると思います。投げても巻いても機械的ストレスが無く、普通に良く飛び・普通に良く巻ける、とってもおりこうさんなリールです。
私はラインは消耗品という考えで、釣行毎にラインを全て巻きかえるのですが、当然高価なラインは使えず、いつも激安ナイロンラインを巻きます。しかし、安価なラインはよく伸びるので、必然的に16ポンド〜20ポンドの太いラインを使うのですが、16ポンド100M巻ける糸巻量はありがたいです。 |
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おりこうさんな反面、尖がった所もありません。あくまでも中級レベルのリールです。よって
(1)60M以上の飛距離を求める方
(2)遠心力ブレーキのような、極端なキャストの爽快感を求める方
(3)3/8oz未満の軽量ルアーをキャストしたい方
(4)200g未満の軽量リールを探している方
には不向きです。
デザイン的にやや間延びしています。
それに、釣具屋で見比べると他のバス用リールに比べると大きいです。実際に使ってみるとそう気になるものではないのですが、購入に関して気が引ける面があります。 |
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| 「アルファス150H」はとてもいいリールなのですが、なぜか人気がイマイチです。「より軽いルアーをベイトで」という市場のニーズからはややずれている感もありますが、リールとしてはとてもよく出来たリールですし、実売2万円以下で購入可能なので是非使って頂きたいリールです。 |
