K.I.さん |
タライロン |
- | 2005/01/10 |
- | ★★★★★ |
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マヅメ時のフィーディングタイム直前にブレイクのディープ側をスローに通す。フィーディングに入ってシャローに散った後よりも効率よくバイトがあるはずだ。このルアーは入りかけのスイッチを完全にONにすることができる。 |
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瓢箪型をしているため強烈なフラッシングが角度を変えて2点で発生し、大型のベイト1尾ではなく複数尾のベイトを演出できる。そのため光量が少ない時間帯(多い時間帯ではシルエットが出てしまう。それも効果的なシチュエーションは少なくないが)に絶大な威力を発揮する。 |
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ルアーへの不満ではないが、試合では本当に効果的な時間帯を外してしまっていることが残念。 |
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水位が安定しているフィールドでは、バスがシャローにネストを張っていることが多い。目星をつけたエリアをこのルアーでスローにチェックしてみてほしい。ここで言うスローとは、ワンアクションワンポーズ(30秒程度)という極めてスローなものを指す。通常のアクションではうるさすぎるサウンドは、実はステイでも充分な音量を得るために設計した。わずかな波風でボディー内をラトルが移動し、直下にいるバスをイラつかせるのである。また形状によるフラッシングも同様の効果をねらっている。プライベートでネストを釣ってよいか否かの議論については、個人的には否定的な姿勢である。ただしトーナメント中はこの範囲ではないと考える。大会運営側の賢明な配慮で春先の試合はスポーンを外しているフィールドが選定されているが、生命の営みを完全には読むことができず、こうした魚を相手にしなければならないこともある。タライロンはそんな時のコンペティションシークレットだ。場合によっては第1戦終了後の某誌面で詳細に公開するので、私の活躍を期待して欲しい。ただバスやフィールドのことを考えると、できることならこのパターンがハマらない、プリの魚を相手にしたいものだ。 |