24時艱さん |
G.Loomis CBR845 |
- | 2005/03/06 |
- | ★★★★ |
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3/4〜1-1/4oz、15ft以深のクランクベイト。 30ftまでのシンキングチューンクランクベイト。 1/2〜1ozバイブレーションのド遠投。 1/2〜1ozオーバースピナーベイトのスローロール。 ほか、1/4〜1ozの巻き物なら意外と何でも(1/4〜3/8ozではキャストフィールやノリは犠牲になるけど)。 |
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初心者のころのド遠投する楽しさを思い出させてくれる。 トルクの塊。ロッドを曲げておけば、弾性のみで魚が寄ってくる。 パワー(適正ルアーウエイト3/8〜1oz)とレングス(7ft)の割りに異常に軽い(126g)。 CBR781(ML6.6ft)などと同じ長さのグリップを使用しており、取り回しがいいおかげで、シングルハンドである程度軽いものもキャストできる。 |
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さすがに5パワーともなると、1や3パワーのようなティップのソフトさはない。→★-1 巻き物にしか使用しないためあまり気にならないが、バランスがややフロントヘビー。 これを持って行くとやたらと強気な釣りがしたくなって、釣れる魚の数が減る。 |
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通常サイズのルアーにはオーバーパワーだけど、CBRのブランクはやはりしなやかで使いやすい。上記のとおり、1や3パワーと比較してティップからベリーにもパワーがあるため、クランクベイト使用時のノリはいまひとつといったところ。ウエイトのあるルアーを使用できるパワーとノリを両立するうえで、カーボンの限界が見えた気がする(1や3パワーのモデルに関してはCBRは完璧だと思う)。ただし、グラスと使い分けていくとしても、よほどシビアな状況でない限りメインはこっち。スピナーベイトやバイブレーションとの相性もいい。3/4ozクラスのバイブレーションのウエイトをしっかり背負って振り切った時の飛距離は、ちょっと比較できるロッドが思い当たらない(釣れる数やサイズとはあまり関係ないかも)。個人的には必要性を感じるシチュエーションは多くないけど、同じものや似たもののない個性的な1本。 |