Kabeshinさん |
オロチX4 F2 1/2-64X4 |
10年以上 | 2012/10/02 |
□□□□□ | ★★★ |
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ベイトフィネス あとトップや軽めのプラグに合うかテスト中 【更新】 自分的にはやはりハードベイトは使い辛い 9:1でほぼベイトフィネス専用竿に決定 |
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・とりあえずメガのデストロイヤーでオロチというネームバリュー ・64の長さ ・F2とF3の間のパワー設定 ・繊細なソリッドティップ ・見た目はかっこいい、特にフォアグリップ |
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・ベイトフィネス用としては重い 123g、同じX4のF3-610XS4でも110g、しかも明らかにブランクが重くバランスが悪い。ベイトフィネス用じゃなければ許容できるレベルだが・・・ ・ソリッドティップの部分とベリーで径の太さが明らかに違う。 ソリッドティップの竿って大抵「継ぎ目が分からない」ように作ってあるもんだが・・・それとも強度を出すためには見た目を犠牲にしたほうがいいのか? ・なんというか「とりあえず作ってみました」臭を感じる。もともとX4シリーズそのものに伊東シャチョー本人は深くタッチしてないのだろうけど、ガイドにしても「とりあえずマイクロガイドにしとけ」という感じでテキトーな間隔でつけただけだろうし、そもそも十分にテストをしたのかも怪しい。 【更新】 やっと店頭でスティングレイを見かけ、持ってみたらこれより重かった・・・重さはそれほど欠点ではないかも |
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・これまでワーシャ1631FFやHB630LLなどをベイトフィネスに流用していたけど専用ロッドも試してみたくて購入、スティングレイも気になっていたが高いし店頭で見かけないしでこっちに。あと同じメガでもフェイズ3の60は短く67は長すぎと思った。
・一番の特徴は繊細なソリッドティップ、なんとティップだけなら霧雨より柔らかい。それでいてチューブラー部分はF3つまりMLクラスのパワーがある。ティップだけ触ると「コレでF2以上?、適合ルアー〜1/2oz?」と感じるが、ベリーより下のパワーで納得。ここまで極端なEXファーストテーパーは初めてみた。 ・よってキャストにはコツがいる。あとキャスト時ティップはほとんど仕事しないのでベリー以下で投げるようなもん。飛距離は6フィート並み。当然魚とのファイトも問題ない。MLの竿と同様魚を寄せられる。 ・霧雨はソリッドティップの割りに感度も良かったが、コレはまあ普通。それより食い込みのよさというか、追従性がすごい。 ・元ガイドが手前過ぎでは?ラインが元ガイドで結構な角度を作ってる。Sicとはいえ結構な摩擦で飛距離にも影響あるのでは? ・重さについてはソリッドティップに見せかけて実はベリーからバットもチューブラーの中にソリッドのブランクが詰まってるのかと思うレベル。 ・汎用性という点で、スモールクランクなど引き抵抗のあるルアーは当然のごとくティップを絞られるけど思ったほど使えなくも無い。ミノーやシャッドに「いわゆるキレのあるアクション」の正反対の「柔らかいアクション」をつけることが出来る。これからトップのシーズンなのでトップも使い込んでみたい。 ・非常に極端な竿なので、購入を検討する際は必ず現物を触ってみることをオススメします。 評価は多分両極端に分かれそう。気に入った人は絶賛して「コレのよさがわからないとは・・・」みたいなツウ気取りのコメントするだろうし、気に入らなかったら「駄竿」扱いして叩きまくるだろう。 私はというともう少し保留。今のところ「重い」以外の欠点は許容できる。それに勝る長所が私に必要なものかどうか・・・。性格は全く違うけど長さとパワーが近いエクスパーダとどっちが自分に合うのかじっくり比べてみたい。将来的に売却するかもしれないけど買ったことは後悔しない。それだけ個性的な竿ではある。
【追加】 試しに元ガイドをすっとばしてラインを通してみたところ、ラインを張っても元ガイドから5mm以上(これは控えめな数値で実際は1cm以上)ラインが離れてる。ちなみにバットはF4並みに強くまず曲がらない。なんで元ガイドをマイクロにしたん?なんでこんな手前につけたん? まあ、ガイドは付け直せばいいけどね あと、サブネームの「ザ・ヘッジホッグ」をつけ忘れてすみません。 【更新】 昔ダイワのハートランドに601MLXBベイト・フィネススペシャルというフルソリッドの竿があり、若気の至りで売却してしまったのだがこれはそれが欠点を改善して帰ってきた印象。改善点は (1)全長は4インチ長く、グリップは短くなって有効ブランクが長くなった。(持ち重り感は同じくらい) (2)ティップはより繊細に、べりー・バットはよりテンションアップし、フィネスで喰わせてベリー・バットのパワーで一気にストラクチャーから引き離すというベイトフィネスのコンセプトを最も体現した竿になった。 (3)ハートランドのガイドはスナップが通るくらい大きかったが、こっちはマイクロガイド(バットのほうは大きくても良かったけど)
・ソリッドティップの急激なテーパーのため、リールやラインを無視すればそれこそ0.5gから18gまでという異常に幅広いルアーに対応できる竿になったが、逆にどんなルアーを使ってもストレスを感じる竿でもある。つまり、軽いルアーを使うときはベリーが硬くオーバーパワーに感じられ、重いルアーを使うとティップが頼りない。 ・小型のトップを試してみたが、ベリーが強すぎて思ったより扱いづらい。せいぜい小型ポッパーに合うくらい。やはり小型プラグを使うならエクスパーダのほうが合う。もっと合うのはHB630LL。それより合うのはチマチマアライくんロッド ・よってこれはワーシャの1631FFに替わってベイトフィネスメインの竿に決定。何処にでも持っていくメインロッドにはならないが、特定の状況で活躍する手放せない竿になりそう。 ということで★1個追加 【最終更新】 長くなってすいません、これで最後にします。 私なりの結論として、これは「釣り勝つためのロッド」であって「釣りを楽しむためのロッド」ではありません。グラスクランキンロッドなどと同様ですね。私がベイトロッドを多用する理由に、単純に投げて楽しいことがありますが、この竿はキャスティングで使う竿ではなく、ほぼピッチング専用竿です。キャスト性能を犠牲にしてその他のリグの操作性や食わせの性能を極限まで向上させたという感じです。だからハマればすごい竿だと思います。しかしサンデーアングラーでキャスティング中心の私のスタイルには合いません。この竿の極端なテーパーもスピニングロッドならありかもしれませんがベイトだと辛いです。よってやはり手放すことにしました。満足度も3に戻し、またしばらくエクスパーダや630LLを流用 |