kozaさん |
SX1600C モラムIVCB |
- | 2003/01/21 |
- | ★★★★ |
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66Hのロッドに、12ポンドライン使用のテキサスリグ、ラバージグ |
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デザイン。これだけは、アブにはかなわない。(好みによりますが) 眺めるだけで惚れ惚れ。 現在の丸形リールの中では、ハイスピードで、軽量なところ。
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IVCBのブレーキは、ノーマルだとほとんど効かない。1〜15までダイアルがありますが、微調整どころか、効いてる感じがしません。私の経験上、遠心ブレーキは、メカニカルをほとんど効かさないで使ってましたが、このリールは、割ときつめで使っています。遠心で外部調整が出来るものに、バリウスがありますが、そのブレーキは、ダイヤル1〜3の間(全体の2割ほど?)でしか使用することがありません。どちらにも改良の余地があると思うのは、私だけでしょうか・・・? |
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基本性能はハイレベルに出来ていると思います。剛性感重視の私は、ベイトは必ず丸形を使うのですが、カルカッタシリーズよりハイスピードで、大口径ギア採用によって、巻き上げパワーもそこそこあるように感じます。問題のブレーキは、今のところブレーキシューがこすれる金属板に、細かな傷を入れて摩擦を大きくすることで対処しています。これで何とかなりますが、アブに出せばブレーキシューが2つから4つに増えて帰ってくるそうなので、それも今度試してみたいと思ってます。アブは国産品と比較して、スプール回転が悪いというイメージがありましたが、このリールについてはそんなことはありません。めちゃくちゃ回ります。5gのラバジでもテストしましたが、ブレーキがはまればストレス無く、低い弾道で軽く飛んでいきます。ただし、アブの遠心モデル全般に言えることですが、サミングがうまく出来なければ、バックラッシュの嵐になることが予想されます。ブレーキ力を限界まで小さくし、サミングを駆使して爆発的な飛距離と低弾道キャストを体験したい人にはお勧めのリールだと思います。誰にでも扱える良くできた国産品より、やや扱いの難しいリールを完璧に使いこなす、そういう満足感も「あり」ではないかと思います。 |