turioさん | インスパイア ガゼル | 20年以上 | 2016/04/24 | □□□□□ | ★★★★★ | |
最近中古で購入しておかっぱりで,基本的には何でもこなしてみました。詳細はミドルダウンショット,1/8テキサスリグなどの底もの。巻物はクランク。トップはポッパー,ペンシルを使ってみました。 | |
当然の,旧ガイドコンセプトですが全く問題ありません。また,”重い”のは重いのですが,バランスが絶妙です。感度,アキュラシー,剛性,何をとっても素晴らしいロッドです。特に,素晴らしいのはそれらが高次元でバランスしている故に,集中力が持続する点です。 | |
特には無いです。 | |
多くの方が”古い”と称されますが,私はその古さゆえの”渋さ”に惹かれております。二十数年前,何の知識も無い私が,釣具屋で4時間悩んで購入したロッドが”コンバットスティック”でした。エバーグリーンのロッドはそれ以来のお付き合いです。今のロッドが”F1”マシンだとすると,このころのコンバットのボロンロッドは”NASCAR”のようなストックカーでしょうか。煌びやかな美など無縁で,無骨なコンペティショナルな魅力に溢れております。造り込みのレベルというか,そういった点が明らかに最近の製品より上だと思います。塗装が厚いなども欠点のようですが,実際は製品のライフを長くして愛着がわきます。大体,古いなどという観点は無用で,良いか悪いかだと思わせる実力を秘めております。底ものの感度も素晴らしいですが,ピッチングのアキュラシー,巻物の遠投もブランクのみならず,グリップとのバランスが絶妙です。投げのワンフィンガーが,巻きのツーフィンガーなどの基本が決まる,教科書的なロッドだと思います。それにしても,本当の意味での”コンバットスティック”=日本刀のような骨太感を感じるのは私だけでしょうか?初期のコンバットには古いなどと言わせない”何か”があります。 |
|