シマノンさん |
ファーレンハイト PV-172MH |
10年以上 | 2013/11/01 |
■■■□□ | ★★★★★ |
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琵琶湖南湖での5〜10g程度のジグ・テキサス、フロッグ、チャター、スイムジグに使用。 |
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上記用途で非常に気に入っているのは、個人的に重視している「折れそうにない安心感」と「繊細さ」が凝縮されている点です。詳しくは知りませんが、おそらく中弾性カーボンを厚めに巻いてあるんだと思います。
繁茂したウィードに絡めて使用していく上で、突っ込まれてもラインがもてば回収できるバットパワーがあり、5gテキサス等をカナダモに引っ掛けたり外したりするような繊細さが両立しています。
また、スイミングワーム・スイムジグをウィードをガシガシ切らずに当てつつすり抜けさせて引きたいときに重宝します。魚が当たっても聞きながら焦らずに食わせつつ、余裕を持ってベリーでフッキングできるのもいいです。
フロッグでは、広いフローティングマットをロングキャストで探っていく分には大変使い易い。軽めのフロッグでも飛距離が出せて乗りがいいティップと、やはりマットごと寄せれるバットパワー。
フッキング後、グリップエンドを脇に当て、竿を思い切り曲げつつハイギヤでゴリ巻きして寄せる際、「折れない、まだまだ余裕」という安心感は大変心強いです。 |
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スレッドやガイドの取り付け位置など、製造上の仕上げが少し雑です。(FDと比較して) |
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おそらく一般的には「バーサタイルとうたっている割には重い・ダルイ・テーパーが極端」と評される竿だと思います。 しかし琵琶湖南湖で上記の使用目的なら本当に最高です。★5つです。 |