emptyさん |
エンズヴィル ENS70ULSt |
15年以上 | 2019/01/25 |
■■■■■ | ★★★★ |
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メインラインにPE0.3号、リーダーにフロロ3ポンドを組んで、 8グラムまでのルアー、リグを使用。 海でのライトゲームにも無理やり使ってます。 |
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全体としてはピンとした張りを持たせつつ、程よくしなやかで柔らかすぎないティップ。 この穂先のおかげでライトリグは繊細に操ることができ、 ベリーからバットの張りでライトルアーの操作感も殺していません。 下は3インチストレートワームに0.8グラムのジグヘッド、 上は8グラムまでのクランクやミノー、シャッドまで使っていますが、 割と使えてしまいますね。 ただ一番しっくりくるのは4インチストレートワームに1グラムジグヘッドの組み合わせだと思います。 曲がりがギクシャクしているわけでもなく、竿全体できれいに曲がってくれるので、 20センチの子バスから40センチオーバーの魚まで、楽しみながら獲ることができ、 ボトムに対する感度も魚に対する感度も良好で、子アジの「ツッ」というような微妙なアタリも取れます。 一度60オーバーのスズキを掛けた時も、時間はかかりましたが何とか上げる事ができました。 細身な竿ですがダイコーらしい頑丈さもあり、ある程度無茶な使い方をしても 大丈夫だと思います。 竿のビジュアルもシンプルかつシックで良いですね。 |
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良くも悪くも張りがある所。ルアーやリグの操作はしやすいのですが、 超繊細な釣りとなると竿任せではなく、使い手の技術が要求されます。 メーカー説明の通り乗せではなく掛けの竿だと思います。 バットにももう少ししなやかさが欲しいですね。 細ラインを使っているとバットが踏ん張りすぎる感じがします。 あと何より重い!竿先を下げて釣りをする分には気になりませんが、 竿を上に裁くような釣りには気になる重さです。 頑丈さを犠牲にしても、もう少し軽く仕上げてほしかった。 |
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色々言いたいことはある竿ですが、トータルでは使いやすく気に入ってます。 ダイコー最後のハイエンドシリーズの1本として、これからも大事に使っていきたいですね。 |