出山利三郎さん |
チームダイワLT TL-701-5RB |
20年以上 | 2013/05/11 |
■■■■■ | ★★★★ |
|
ジグ&テキサスリグでのカバー撃ち |
|
非常に軽くバランスがよいところ。 感度も90年代初頭に出た竿としてはまあまあで、通常使用には何ら問題ないところ。 最近の竿には決してない「バスボート」をイメージしたという恥ずかしいほどド派手なラメ仕様のバット塗装(笑)。 グリップまわりに金属パーツを使用していない構造的な簡素さ。 最近の「4軸」工法にけっして引けをとらないパワーメッシュブレーディング。 |
|
特にないが、バランス的に、170g以下のリールを付けたら少し先重りになり、230g以上のリールを付けたら、ロッド自体の軽さが活かせなくなる(リールは主にTD-Zを使用)。 あと、どうでもいいが、製品名は「チームダイワLT」なのに、番手の表記は「TL」ではじまるところ。 |
|
アメリカのトーナメントシーンで、つい数年前までアイコネリ、イェラス、マーテンス、ハイトなど何人もの有名プロが使用していたことが気になり、購入。ノーマルのガイドのままでは感度がよろしくなかったので、セミマイクロのオリジナルセッティングに巻きなおし使用している。 表記の通り、素直なレギュラーテーパーで、ティップに絶妙な張りがあるため、14g以上の重さのベイトをカバー内で操作する際も、非常にアクションが出しやすい。軽さの割に、パワーも強烈で、竿を軽く立てるだけで大抵の魚はフッキングでき、2キロくらいまでは問題なく抜ける。 友人のハリヤーと使い比べたが、実釣レベルでは、さして差は出なかった(その友人も、この竿のよさに感銘を受けて購入&ガイドチューン)。 購入以降、春夏秋冬、常にデッキに積み、いまや最も使用頻度が多い竿となり、幾多の修羅場をくぐり抜けてきたが、軋みや剥離などの竿自体の不具合や、グリップ等の経年的な劣化はまったく見受けられない。今後もカバー竿のラインナップとして常に最前線に君臨し続けるだろう。 ちなみに、番手表記の後に「-S」(SiCガイド仕様の意)と、「by Larry Nixon」が付く日本仕様と、何も付かない米国仕様が存在する。米国仕様は現在もダイワUSAのラインナップに存在する。どちらも使用しているが、前者のほうがよりレギュラーよりで多少マイルドである。 |