すずめさん |
ファンタジスタ ディーズ FDNS-61L MGS |
5年以上 | 2014/01/04 |
■□□□□ | ★★★★ |
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スピニングタックルで使うのが適切だ思うルアー全般。 ラインは主にフロロの3〜4lb。 リールは07ステラC3000です。 |
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感度はまあまあいいです。 グリップデザイン気に入りました。持ち方の自由度が高いです。 軽量で、リールを付けると重心が手元(リールフットのティップ寄りの先端あたり)に来る。 マイクロガイド。ビシュッと振り切るようなキャストなら従来のガイドより飛距離が出るように感じます。ティップがぶれにくく、EXファストテーパーのブランクと相まって操作性はかなり高いです。 キャスト精度。 フッキングが決まりやすく、ファイト時に魚にテンションを掛けやすい。 一見カチカチに硬そうですが、意外と粘りもあるので折れそうな不安は感じません。(負荷をかける向きを誤ればかなり危険な臭いのするテーパーですから、そこは気を使っています。) |
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マイクロガイドは欠点もあるように感じます。至近距離をピッチングで狙うときにラインの放出の抵抗を感じます。ルアーに初速を与えないとダメです。しかし、マイクロガイドは利点の方が大きいと思います。 硬いブランクゆえ、ヒットした時にラインが弱っていたりすると簡単にラインブレイクします。ここで★マイナス。反面、魚にテンションを掛けてコントロールしやすいのですが。 |
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前作よりもクセが薄まったという評判ですが(僕は前作は使ったことはありませんが)、それでも個性的なロッドです。まず、第一投目、カチカチに硬くてただの棒のような感覚を覚えました。(笑)そして魚を掛けると手首にゴンゴンと衝撃が伝わってきます。L〜ULクラスのティップに、ベリーをすっ飛ばしてMクラスのバットを接続したようなブランクです。それゆえダイレクトな操作感とフッキングの決まりやすさ、ファイト時のテンションの掛けやすさを備えています。 最初は違和感のあったキャストは1ヶ月ほど使用して慣れました。全く問題ありません♪ ただ、掛けた魚にテンションを掛けやすいことは、裏を返すとラインへの衝撃を吸収する機能が弱いということです。だからリールのドラグ性能は絶対に必要です!ステラのドラグ性能は間違いありませんが、それでもラインチェックを怠っていると一発で切れます。ラインチェックもまた命です!(まあどのロッドを使っていても、ですけど)魚を掛けた時、慣れないうちは手首に直に感じる引きにファイトを手加減をしていましたが、そのようなファイトだと魚が暴れやすいです。ラインを信じて、魚の頭をこちらに向かせるように強気なファイトをした方がいいと思います。 このロッドの向いている用途ですが、ラインスラッグを出して軽量リグ(ジグヘッドなど)を中層でフワフワと動かすこと以外は全般的に使いやすいです。 ワームでは中層よりもボトムの方に振ってあるように思います。3/64〜1/16ozくらいのスモラバをボトムで動かすのなんかは特に得意です。障害物を躱しやすいので、ロストが少なくて済みます♪まあ、中層の物も普通に使えます。 一方プラグは、シャッドの使い心地がいいです。トゥイッチしやすいです。ポーズしている時のバイトもラインを張らず緩めずにしておけばしっかりとれます。(とれている”つもり”かもしれませんが。)シャッド以外のプラグはあまり使わないので正直分かりません。
まとめると、ダイレクトに操作できるおもしろいロッドですよ! 長文失礼。個人的な感想ですが、ご参考までに。 |