このライジャケでの落水歴2回です。(他1回あり)
1回目は、そう、初めて花粉症を発症したあの釣行です。 帰着した桟橋にて、ノーバイトと初めての花粉症でヘロヘロなおぼつかない足どりでバッテリーを持ち、ボートから桟橋へ足をのせたとたん、バランスを崩してバッテリーごと落水しました。頭までとっぷり浸かりましたし、水中で目を開けちゃいました。たぶんワムシとかいますよ、私の目。もういないか。 片手は桟橋を掴み、もう片方の腕一本で必死にバッテリーを桟橋にのせました。スゴいです。今じゃ無理です。ヨメの二の腕の方が太いくらいですから。 ライジャケは膨らんでましたが、その時の様子はよく覚えていません。 とにかく必死でボート屋さんに「おフロ入れさせてください」と頼み込んだときのオヤジさんの顔ばかりが鮮明な記憶として残っています。
で2回目は夏の別のダム湖。 久しぶりに会う仲間との釣行で、ちょっとお酒をやりながら、夜中ずっと話をしてました。 釣り開始。それぞれボートを出して私は最上流まで釣りながら上がります。連れはしばらくボート屋付近にいたようです。 どうも上流域は反応が悪く感じたので一気にダムサイトまで下ることにしました。 エレキ全開固定での移動中、夜更かししたせいで眠くなります…。
「ガチャガチャ!」 いかん、寝てました!なに?あっ!(この間0.2秒) リグったダウンショットがブッシュに引っ掛かってタックルが持っていかれそうになってます! 慌ててロッドを握るもエレキは全開固定。止まりません。 ペダルに手も届かないため、とっさにエレキを急旋回させます。 「どっぱーん!」 あたかも西部警察の悪党集団の下っぱが大門のショットガンの餌食になってボートから派手に落ちるように、私は落水したのであります。 ボートはそう全開固定。だいぶ離れたところでぐるぐる回ってます。なんか、私を馬鹿にした様子で。 基本、泳げる私ではありますが、私を馬鹿にするボートの様子をこんな状況で冷静に観察できたのには理由があります。 ライフジャケットがちゃんと膨張してくれたのです。 こんな状況で手でヒモを引っ張るのは無理です。絶対に自動膨張でないとライジャケの意味がないと思います。(やっとインプレになった) 青冷めた顔で駆けつけてくれた見ず知らずのかた、だいぶ前の話ですが、ありがとうございました。 平泳ぎでボートに向かう私に「背泳ぎの方が」とナイスアドバイスをくれたこと、忘れません。 |