うるきーとんさん |
レイダウンミノー ウェイク 110 PROP |
15年以上 | 2015/02/23 |
■■■■■ | ★★★★ |
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水の色を問わず、リザーバーと野池、ディープに絡むオーバーハング周り(冠水ブッシュ、桟橋)や、シャロー上だが規模が大きなオーバーハングで使用。
6フィートライトアクションのベイトロッドで使用。ラインは14lbでの使用が最多、リールはローギアモデル。 |
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細長い形状と充分なウエイトでとてもキャストしやすい。またそのウエイトで多少の枝葉なら突き破ってオーバーハングの中に入れる事が出来る。 突き破る事が出来ないようなオーバーハングでも、影になっているサイドへ投げ込んでさえしまえば、大きな着水音でバスをある程度は呼び出す事が出来る。 着水音に加えてジャーク時には大きな水押しとラトル音、プロップとフックが擦れる音で魚に対してよく目立つが、止めている時は細身のシルエットでユラユラと水平に漂うだけの大人しい動き。 ノーマルと比べて、ジャーク時にルアーが手前に移動する距離が短い。 |
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リアヒートンはフックのアイを直接保持しており、スプリットリングを介していない為、フック交換には手間が必要。 プロップとリアフックが干渉する為、思ったほどプロップは回らず、スウィッシュ音はあまり期待できない。 流通量が少なく、カラーもクリア/クローム系に偏っており、オーバーハングの中でも視認性が高いベタ塗り系ホワイトなどが入手し難い。 |
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使用するスポットはほぼオーバーハング周りのみです。 ボートではリザーバーの満水時、冠水ブッシュや水面スレスレまで張り出した樹木の枝葉付近を素早くチェックしたい時に選びます。 フローターでの使用が最も多く、オーバーハングから多少距離をとった状態で、枝葉の中に入れ込むか、カバーの際に落としてバスを呼び出す事を狙います。 とにかくキャストしやすく、水面が多少波立っても魚を呼び出す事が出来るので、風が強めの日でも使用する事が出来る、とても良いルアーです。 バイトはジャークして潜らせた直後か、ルアーが浮き上がりきった直後が最も多く、ストレートリトリーブでは(私は)ほとんど釣れない為、ジャーク専用として使っています。たまに回収中に釣れる事もありますが、そういう場合は大体別のルアーでも釣れます。
私的にとても使いやすく、また良い思い出も沢山あり、思い入れの強いルアーなのですが、リアフック交換のし難さと、カラーバリエーションの偏りがある為、評価をひとつ減らします。 |