総帥さん |
デストロイヤ F6-67X |
15年以上 | 2009/10/06 |
■■■■■ | ★★★★★ |
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近〜中距離のジグ撃ち専用機。初代HT800XではTD-Z105HL〜フェイズ1最終形Hi10X+カヴァーハッキング、Hi10Xリミテッド+TD-ito105HLと一貫してグリッピングレフト系を組んでます。Hi10X2本は現役使用中です。 |
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グリップ長さ故の遠投能力、55アップの上顎をいとも簡単に貫けるフッキング能力、ブランクが長すぎないからこそのダイレクトな操作性。45程度なら相手にならず、55でも余裕なパワーを有し、トルクに溢れてなおかつ「ブチ曲がり」した時の曲がりが素晴らしい。 |
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リール〜元ガイドまでの距離が近すぎてラインの放出角度が変な角度に。それでも遠投はできるので良いが、遠距離戦は苦手という矛盾w スティーズを組めば解決する問題だが、それにしても遠距離戦をやるメリットがこのロッドには無い。軽いリール、小さいリールはバランスが悪くなる(100番台の丸型は見た目がよろしくない。モノブロックが似合わないメガバスロッドというのは正直辛い)。逆に大きめのリールなら見た目の一体感が出てカッコいいのでグリッピングレフト系を選択している次第。今ならリョウガも有りか? |
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中級者以下ならともかく、そこそこのレベルを自称してる人がこのロッドの誹謗中傷を言ってると、正直技術を疑います。エヴォやヘッジと違ってマニュアル系のロッドですから。私的な感覚で言わせてもらうならば、ロッドはグリップに対してブランクのレングスが長めに設定されているとバーサタイル傾向に、逆ならばトンガリ系に向かいます。F7なのに比較的なんでも使えるセブンイレブンがバーサタイルの良い例です。このロッドは完全なる対極に位置します。67レングスに対して異常に長いグリップ、ショートなブランクは、硬くて短いブランクとのバランスを取り、フッキング動作の快適さを際立たせる機能美です。大陸間弾道弾のサブネームを持ちながら遠距離でのフッキングが苦手というのを、長距離ブッパで着弾には知らん顔!的なICBMと都合の良い解釈をw それでもラバジのド遠投スイミングやズル引きでアップをしっかり獲りましたけど。フェイズ1Hi10X全般に言えることですが、セッティングが非常にシビアです。ベストセッティングならばこの上ない性能を発揮してくれるのですが、中でもICBMはダントツにその差が出る、と。生産中止から5年以上経過して後継機種も登場してる今でも現役使用中なのはズバリ、このロッドが「メガバス史上に残る究極のジグロッド」だからです。 |