フォルテさん |
カレイド インスピラーレ ワイルドフィネス |
25年以上 | 2017/12/03 |
■□□□□ | ★★★★★ |
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ワイルドフィネス。 ・4〜5インチワームのネコリグ ・ダウンショット ・7gまでのスモラバ ・ノーシンカー ・バックスライド ライトカバー、または、カバーまわりで感度を重視しないラインスラックを繊細に使った釣り方で使用。 |
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小径ガイドとレギュラーテーパーの組み合わせにより、ラインスラックを繊細にコントロールでき、かつ、ストラクチャーに引っ掛けたときにロッドが受け止めてくれるところ。 ティップが繊細なのでBFSリールと組み合わせると3gくらいから扱えます。 バイト時に、ロッドティップが入ってくれるのでフッキングに絶妙な間を持たせられる。バットは、しっかりしてるのでフッキングもきまります。ブッシュから一気に引き離す強さは持ってませんが、柔軟なのでばらしは少ないです。 |
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ある重さ以上になると竿がダレてくるのでそれ以下のウェイトの使用になること。 ボート前提で開発されてて、何本かの竿でチーム構成するから竿に得手不得手あって良いんですけどね。 |
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MHってスペックにするから評価が低くなる。Mとすればいい感じ。15g以下のソフトベイト、中量級までの巻物なら高次元でこなします。ラインスラックを繊細に操る釣りが持ち味ですかね。 リザーバーのボートからのシチュエーションがマッチすると思います。
全体にわかりやすく優秀なブラックレイヴンSSにテキサスとか感度と操作重視の釣り、スーパークーガーに巻物を任せて、ワイルドフィネスに中軽量級を任せるって割り切りをするとこのロッドの良さがみえてくると思います。痒いところに手が届く感じでじわじわきます。 小径ガイドとレギュラーテーパーの矛盾、ソリッドティップの活かしどころを考え、受け入れてロッドの得意なことに使い手が身を任せていく、そんな付き合い方が面白いです。レビューを参考にいいなと思った人は是非使ってみてほしいです。
良いものは取り入れていくスタンスでエバグリ信者ではないてすが、最後に。ハイエンドのこの価格帯のものに、フィールドテスターという名の素人が色々コメントしているのは、違和感があります。いい竿なのにプロモーションを通して安っぽくなってしまう。プロライセンスを持ち、コンペティションで育てた視野の中から製品を生んで欲しいものです。 |