インプレッションでは飛距離が出ないというコメントがたくさんあったので、実際はどのような感じなのかと気になり、たまたまタックルベリーで見つけ\14,000にて購入。カルコン100DCを既に所有しているので、インプレッションはそれとの比較としてお読みください。 (1)初日は16lbフロロを75m巻いて、ミディアムロッドにて巻き物にトライ。クランク、スピナベ、バイブレーションいずれも飛距離がイマイチ。特にフロロモードのブレーキは強すぎと感じた。ナイロンモードなら少しはまともに飛んだがバックラッシュが頻発。これは恐らくラインの巻量が不足していたからだと思い、その日の釣行が終わり帰宅してからすぐに12lbフロロ130mに巻き替える。 (2)翌週…ラインを替えて、ロッドは同じで巻き物に再トライ。しかし…やはり飛距離は今ひとつ伸びない。ナイロンモードに切り替えるとやはり少し飛距離は伸びたが、前回同様バックラッシュが増えてきた。メカニカルを締めればトラブルは減るが、それに比例して飛距離も落ちるというジレンマに苛まれる。 (3)再び16lbフロロに巻き替える(今回は100mきっちり巻いた)。ロッドをエクストラヘビーに変え、1/2ozのラバージグでカバー撃ちを試みる。飛距離の点ではカルコンにはかなわないが、なぜかそこそこの飛距離が出るようになった。今回の目的はカバー撃ちがメインなのでオーバーハングにスキッピングさせてみたが、今までのリールと同じような使い方をしてみるとトラブルは皆無。しかもスキップの距離がやたらと伸びる。 結論 そんなに飛距離を必要としないボートでの釣りなら巻き物にも使えそう。オカッパリでの使用なら太いラインでのカバー撃ちにマッチする。 今まで使ってきたどのリールよりもクセがあるように感じた(なんならアンタレスのピーキーなブレーキよりもある意味セッティングがシビアかも)。ベイトにあまり慣れていない人には使いやすくオススメできます。ある程度サミングでコントロールできる人には正直必要ないかもしれません…が、いろんな人のインプレにあるように、もしかしたら個体差の大きいリールなのかもしれません。カルコンDCに12lbナイロンのセッティングでバイブレーションが軽く70mオーバーということを考えると、このリールは飛距離よりもトラブルレスを主眼に作られたものなのかもしれませんね。もうしばらくいろんな使い方をしてみようと思います。また新たな発見があれば追記します。 |